2021年8月2日、環(huán)球時報は、ベルギーの情報當(dāng)局が中國メーカー製スマートフォンについて「潛在的なスパイのリスクがある」と注意を呼び掛けたと報じた。

記事は、ベルギー英字紙ブリュッセル?タイムズの7月31日付報道を引用。小米（シャオミ）、OPPO、ワンプラスという同國內(nèi)で人気のある中國ブランドのスマホについて、同國の國家安全擔(dān)當(dāng)報道官が消費(fèi)者に対して「潛在的なスパイのリスクに注意せよ」と呼び掛けるとともに、「中國の通信會社が個人の生活や國の安全にもたらすリスクへの憂慮を表明した一部の國をお手本として示した」と伝えた。

また、同國のファンクイッケンボルヌ司法相も「これらの中國企業(yè)は中國政府と深いつながりを持っている」と述べたことを紹介している。

一方で、同紙が「これらの主張には、実際の事例による裏付けはない」と併せて伝えたことを指摘。小米とワンプラスはこの件についてコメントを出しておらず、OPPOのベルギー法人の広報擔(dān)當(dāng)者は「當(dāng)社は世界40余りの國に展開しているが、われわれは現(xiàn)地のあらゆる法律、法規(guī)を遵守している」とコメントしたことを伝えた。

記事は、ベルギーでは昨年7月にも國家安全當(dāng)局が「ベルギー在住の中國人留學(xué)生が中國のスパイ活動に加擔(dān)しており、大學(xué)で得た知識を中國軍に提供している可能性がある」と発言し、中國外交部が強(qiáng)く反発する事例があったことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）