データによると、現(xiàn)在、中國に「環(huán)境モニタリング」に関連する企業(yè)が25萬5000社ある。2020年は過去10年間の資本登録ピーク期だった。年間で合計7萬2000社が登録され、前年比で100．3％増加した。今年の上半期には、合計5萬社が登録され、前年比で72．4％増となった。省分布で見ると、江蘇省は3萬1000社で他省を上回り、広東省と山東省がそれに続いた。さらに、500萬元（約8444萬円）を超える登録資本企業(yè)は46％に上った。

直近10年間の環(huán)境モニタリング関連企業(yè)の成長で見ると、2020年以前は企業(yè)資本登録數(shù)の増加はやや少なかったが、2020年では10年來最大の企業(yè)資本登録數(shù)の年となった。年間を通じて7萬2000社が登録され、前年比で100．3％増となった。

今年の資本登録數(shù)で見れば、2021年上半期の環(huán)境モニタリング関連企業(yè)の資本登録數(shù)は5萬社で、前年比72．4％増加。各四半期の資本登録數(shù)では、今年の第1四半期と第2四半期の資本登録數(shù)はそれぞれ2萬2000社と2萬8000社で、いずれも前年比で増加傾向となっている。

江蘇省が最も多くの企業(yè)を抱えており、広東省と山東省がそれに続く。地域分布では、現(xiàn)在の環(huán)境モニタリング関連企業(yè)は主に江蘇省、広東省、山東省および他の省に分布している。その中で江蘇省は環(huán)境モニタリング関連企業(yè)が最も多く、合計3萬1000社で國內(nèi)トップにランクし、 広東省は2萬7000社で2位、山東省は2萬6000社3位となっている。

資本登録分布では、データチャートは、100萬元未満の環(huán)境モニタリング関連企業(yè)の數(shù)が20％を占め、100萬?500萬元の企業(yè)と500萬人以上がそれぞれ34％と46％を占める。

「第14次5カ年計畫」期間中、「大気汚染整備」や「汚染水防止?整備」および「炭素削減」への新たな発展コンセプトが構(gòu)築されるとして、環(huán)境モニタリング産業(yè)は大きな成長セクターとして注目されている。

■筆者プロフィール：內(nèi)藤 康行

1950年生まれ。橫浜在住。中學(xué)生時代、図書館で「西遊記」を読後、中國に興味を持ち、臺灣で中國語を?qū)Wぶ。以來40年近く中國との関わりを持ち現(xiàn)在に至る。中國の環(huán)境全般と環(huán)境（水、大気、土壌）に関わるビジネスを?qū)熼Tとするコンサルタント、中國環(huán)境事情リサーチャーとして情報を発信している。著書に「中國水ビジネス市場における水ビジネスメジャーの現(xiàn)狀」（用水と廃水2016?9）、「中國水ビジネス産業(yè)の現(xiàn)狀と今後の方向性」（用水と廃水2016?3）、「中國の農(nóng)村汚染の現(xiàn)狀と対策」（CWR定期レポ）など。