金メダルに拍手するよりも、彼らに拍手を―華字メディア

Record China    2021年8月8日(日) 8時0分

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5日、日本華僑報は「金メダルに拍手を送るより、彼らに一層の拍手を送るべきだ」とする文章を掲載した。寫真は中國女子バレーボール代表。

2021年8月5日、日本華僑報は「金メダルに拍手を送るより、彼らに一層の拍手を送るべきだ」とする文章を掲載した。以下はその概要。

まず、金メダルこそ獲得できなかったものの、大きな努力を払った選手たちに拍手を送るべきだ。陸上男子100メートル走で蘇炳添(スー?ビンティエン)が9秒83のアジア記録を樹立するとともに、五輪の同種目で初めて決勝を走った中國人となった。蘇はけがに悩まされ2017年に一時引退を考えたものの現(xiàn)役を続行、18年に9秒91を出すもその後は再びけがに悩まされた。大きな努力によって困難を乗り越えた姿、金メダルを取れなくても尊敬に値するものだ。

次に、メダルに手が屆かなかったものの、五輪精神を大いに広めた選手。女子7人制ラグビーでは日本に29-0で勝利したことで史上初めてベスト8進出し、選手らは五輪の出場権を獲得した時と同様に喜びの涙を流した。彼女たちの姿から見て取れたのは、最後まで諦めないという偉大なる五輪精神だ。

そして、メダルこそ取れなかったものの、中國スポーツ界の威風を示した選手たちもいる。スケートボードに出場した16歳の少女?曽文恵(ズン?ウェンフイ)もその一人だ。この競技が盛んな日本や米國、ブラジルからは3人の選手が出場する中、曽は孤軍奮闘を見せて決勝に進出、高得點の技を決めるなどの見せ場を作った。曽の努力は間違いなく、世界に中國人のスポーツに対する情熱や、新時代の中國スポーツ界の風貌を示したと言える。

どうしても金メダルに目が向いてしまうが、金メダルを取れなくても中國のスポーツ精神や新時代における中國人の強い精神を世界に見せしめた中國健児たちのストーリーも社會に広く認知されるべきだ。彼らも「最もすごい人」たちなのである。(翻訳?編集/川尻

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