中國(guó)メディア?澎湃新聞の10日付の記事によると、東京五輪の男子マラソンに出場(chǎng)した中國(guó)選手が「私たちは日本選手に劣っていない」と語(yǔ)った。

8日に札幌で行われた男子マラソンで、29歳の楊紹輝（ヤン?シャオフイ）が2時(shí)間14分58秒で19位に入った。これは、五輪における中國(guó)男子マラソン史上最高の成績(jī)だという。

記事によると、中國(guó)勢(shì)は楊のほか、25歳の彭建華（ポン?ジエンホア）が2時(shí)間16分39秒で32位、34歳のベテラン?董國(guó)建（ドン?グオジエン）が2時(shí)間21分35秒で57位だった。一方、日本勢(shì)は大迫傑が2時(shí)間10分41秒で6位だったほか、中村匠吾は2時(shí)間22分23秒で62位、服部勇馬は2時(shí)間30分8秒で73位だった。

楊は「今回は全體的に日本よりも成績(jī)が良かったのでほっとした」とし、「日本のマラソンのレベルは高く、2時(shí)間8分臺(tái)や2時(shí)間6分臺(tái)を出すことも多い。しかし、これら（のタイム）はそれぞれが違うコース、違うレースで記録したもの。もし私たちが一緒にレースをしたら、私たちの方が劣るとは限らない」と語(yǔ)った。

記事は、「歴史的な五輪記録の突破に加え、今大會(huì)に參加したことの最大の価値と意義は日本マラソンを追いかけるための自信を獲得したことだと言える」と評(píng)価。楊も「日本のマラソンは全體としてレベルが高い」と認(rèn)める一方、中國(guó)のマラソンも成長(zhǎng)しているとした。そして、その背景にはコーチや醫(yī)療スタッフの奮闘のほか、中國(guó)陸上競(jìng)技協(xié)會(huì)の報(bào)奨制度もあったことを明かした。日本と同様、中國(guó)の國(guó)內(nèi)記録を更新すると報(bào)奨金が支給されるという。

記事は楊について「2017年に負(fù)傷や記録の伸び悩みから、練習(xí)したくないと思うほどのどん底を迎えたが、それでも歯を食いしばってトレーニングを続けた。2019年の世界選手権（ドーハ）では前半で嘔吐しながらも2時(shí)間15分17秒で20位に入り、初めて日本選手（山岸宏貴の2時(shí)間16分43秒が最高）に勝利した」と伝えた。

3年後のパリ五輪では32歳になる楊だが、「身體が許せば次の五輪も中國(guó)代表として出場(chǎng)し、さらに記録や順位を上げたい」と抱負(fù)を語(yǔ)っている。（翻訳?編集/北田）