2021年8月12日、韓國メディア?マネートゥデイは、「30年前までは『越えられない壁』と思われていた日本を、韓國が主要な経済指標(biāo)で上回った」と報(bào)じた。

記事によると、スイスの國際経営開発研究所（IMD）がマクロ経済や政府?企業(yè)の効率性、保健環(huán)境?教育インフラなどを分析し、國家競爭力を総合的に評価する「世界競爭力ランキング2021」において、韓國は64カ國のうち23位、日本は31位だった。1995年には韓國が26位で日本は4位だったが、約四半世紀(jì)を経て順位が逆転した。

また、ムーディーズやS&P Global Ratings、フィッチ?レーティングスら3大格付け會社による格付けでも、韓國が日本より2段階高く評価されていることが分かったという。S&Pによる格付けでは、1990年には日本が「AAA」で韓國は4段階低い「A＋」だったが、21年は韓國が「AA」で日本は「A＋」だった。

製造業(yè)の競爭力でも韓國は日本を上回った。國連工業(yè)開発機(jī)関（UNIDO）の工業(yè)競爭力指數(shù)（CIP）では、1990年は日本が2位で韓國が17位だったが、2018年には韓國が3位に上がり、日本は5位に落ちた。

1人あたりの名目GDPについても、1990年は韓國は6610ドル（約73萬円）で日本の25．5％の水準(zhǔn)にとどまっていたが、2020年には3萬1497ドル（約348萬円）に増え78．5％にまで追いついたという。輸出額も2020年には5130億ドル（約57兆円）となり、日本の80％水準(zhǔn)にまで成長した。

しかし記事は、「経済指標(biāo)では日本を上回っているものの、科學(xué)技術(shù)や基礎(chǔ)技術(shù)の分野では依然として格差が大きい」と分析。2020年の時(shí)點(diǎn)で、世界の研究開発（R&D）支出トップ1000社に日本は韓國より5倍以上もの企業(yè)がランクインしており、韓國の素材?部品分野での対日赤字額は、1994年と比較し2020年には2倍近く増加している?；A(chǔ)科學(xué)や基盤技術(shù)力を示すノーベル賞についても、韓國はいまだ受賞者がいないものの、日本は物理?科學(xué)分野などで20人以上輩出している。

韓國?全國経済人連合會のキム?ボンマン國際協(xié)力室長は、「韓國経済が持続的に成長するためには、日本との格差が依然として大きい科學(xué)技術(shù)力を伸ばさなればならない」とし、「それには政府の積極的かつ長期的な研究開発支援が必要だ」と語っている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「おめでとう。韓國ファイト！」「文政権はすごい。文大統(tǒng)領(lǐng)を尊敬します」「『もう二度と日本には負(fù)けない』という文大統(tǒng)領(lǐng)の言葉が胸にしみる」「こんなに成功しているのに、なぜ政権交代する必要が？」「南北統(tǒng)一さえすれば、日本はもうわれわれの敵じゃない」など、喜びの聲が相次いでいる。

一方では「油斷してはいけない。ずる賢い日本人は今も何を企んでるか分からない」「緊張を緩めずに、これまで稼いだお金で基盤技術(shù)を確保しよう。日本は潛在力のある國で、まだ韓國が學(xué)ぶところは多い」など、警戒するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）