2021年8月13日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、6月に訪問先の韓國から臺灣に赴いた米上院議員が「當(dāng)時(shí)、韓國側(cè)には內(nèi)緒にしていた」と明かしたことを報(bào)じた。

記事は、臺灣?中國時(shí)報(bào)電子版の12日付報(bào)道を引用。タミー?ダックワース米上院議員が10日に米シンクタンク戦略國際問題研究所（CSIS）のシンポジウムで6月の臺灣訪問時(shí)のエピソードを語ったと紹介。當(dāng)時(shí)、韓國を訪れていた同議員一行は臺灣へ行けるかわからない狀況にあり、最終的に「米政府から軍機(jī)派遣の同意を受け、韓國の軍事基地から軍機(jī)に乗って臺灣に赴いた」と明かしたことを伝えた。

そして「韓國が中國との間で非常に難しい立場に置かれる可能性があった」ため、韓國側(cè)には臺灣に行くことを伝えていなかったと述べたことを紹介している。

また、臺灣を訪問した6月6日、臺灣に新型コロナワクチン75萬回分の提供を発表したことについて同議員が「ワクチン計(jì)畫で中國は臺灣によるワクチン調(diào)達(dá)を阻害し、ワクチンが欲しいなら自分たちのワクチンを買えと求めてきた。そして、他國に対しても臺灣にワクチンを供給するなら貿(mào)易をやめると言ってきた」と語ったことを伝えた。

その上で、米國が同19日に約束の75萬回分を含む計(jì)250萬回分を臺灣に輸送したことに言及し、民進(jìn)黨の関係者が「中國の脅威によってわれわれがワクチンで不公平な待遇を受ける中、自由主義陣営のリーダーである米國としては手を差し伸べないわけにはいかない。だからこそ75萬回分が250萬回分にまで増えたのだ」と述べたとした。

記事は一方で、同議員の臺灣訪問後に中國政府が反発を示し、中國國務(wù)院臺灣弁公室の馬暁光（マー?シアオグアン）報(bào)道官が「形式を問わず、米臺間の政府関係者が付き合うことに反対する」と述べ、中國外交部の王文斌（ワン?ウエンビン）報(bào)道官も「斷固として反対する」として、米國に抗議を行ったことを明かしたと伝えている。（翻訳?編集/川尻）