8月14日は、韓國(guó)が法律により「日本軍慰安婦被害者を稱(chēng)える日」と定めた日だ。同日は「慰安婦の日」などと呼ばれている。韓國(guó)、中國(guó)大陸、臺(tái)灣の各地ではこの日、それぞれ異なる狀況が見(jiàn)られた。

　韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は同日、政府がオンライン方式で開(kāi)いた式典に映像を通じて參加した。中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は文大統(tǒng)領(lǐng)が寄せたメッセージを抜粋して「韓國(guó)政府は全ての被害者の存命中に、彼女らの無(wú)念さを晴らすことができなかった。ここに深くお詫びします」、「今後とも、被害者中心の問(wèn)題解決という原則を揺るぎなく堅(jiān)持し、意思疎通と支援を通じて、被害者一人一人の名譽(yù)を回復(fù)し、心の傷をいやしてまいります」などと紹介した。

日本では、文大統(tǒng)領(lǐng)が日本批判に踏み込まなかったことも注目されたが、環(huán)球網(wǎng)は特に觸れなかった。中國(guó)では、韓國(guó)における「慰安婦の日」の活動(dòng)を多くのメディアが取り上げて「彼女らは謝罪を待っている」などの見(jiàn)出しをつけて報(bào)じた。

臺(tái)灣では、國(guó)民黨主席を務(wù)めたことがある洪秀柱氏がSNSを通じて、「臺(tái)灣人の元慰安婦で、存命の人はただ一人になった」などとする文章を発表した。

洪氏は臺(tái)灣の元慰安婦について「前半生では苦難を受け、嫌というほど虐待された。後半生では、當(dāng)然のことである正式の謝罪を待った」と紹介。さらに「われわれは日本の植民統(tǒng)治により、これらの慰安婦が時(shí)空を超えた悲痛を味わったことを忘れてはならない」と論じて、臺(tái)灣の元慰安婦について、正義の聲による糾弾を永久にやめないことが、國(guó)家としての尊厳を持続することに直結(jié)すると主張した。（翻訳?編集/如月隼人）