中國(guó)の情報(bào)サイトの騰訊網(wǎng)は14日付で「結(jié)婚する人の數(shù)が7年連続減少して過(guò)去最低、金持ちになるほど結(jié)婚を望まなくなるのはなぜ？」と題する記事を掲載した。

中國(guó)政府?民生部のまとめによると、結(jié)婚登記數(shù)は過(guò)去最多だった2013年の1327萬(wàn)件から7年連続で減少し、20年には38．7％減で過(guò)去最低の813萬(wàn)件にまで減った。逆に離婚は増え、13年には278件だったが20年には34．1％増の373件に達(dá)した。

人口1000人當(dāng)たりの結(jié)婚件數(shù)は中國(guó)全國(guó)平均で15年には9件だったが、19年は6．6件だった。離婚は全國(guó)平均で、2．8件から3．4件に上昇した。

騰訊網(wǎng)記事によると、?。ㄖ醒胫陛犑?、民族自治區(qū)）別の結(jié)婚率と域內(nèi)総生産（GDP）を比較すると、両者には負(fù)の相関関係がある。19年の場(chǎng)合には、結(jié)婚率が低い地方は上海市で、浙江省、山東省、広東省、福建省、天津市なども結(jié)婚率が低い。逆に、結(jié)婚率が高い地方は１位から順に、貴州省、青海省、寧夏回族自治區(qū)だった。

ただし離婚率については、経済発展が遅れている地方でも、高い例があった。記事は、故郷を離れて大都市で職に就く人が多く、夫婦が長(zhǎng)期にわたり別居することが一つの重要な原因と分析した。19年の場(chǎng)合、1000人當(dāng)たりの離婚件數(shù)は全國(guó)平均では3．4件だったが、黒龍江省と吉林省では4．5件、遼寧省では3．6件だった。

経済學(xué)者の任沢平氏は、社會(huì)の発展にともない、若い世代の人々は獨(dú)立と自由を追求するようになり、結(jié)婚は束縛だと認(rèn)識(shí)していると指摘。さらに結(jié)婚と子育ての費(fèi)用が高額であることも、若い人が家庭を持つことを困難にしているという。北京大學(xué)社會(huì)學(xué)部の陸傑華教授は、1980年代や90年代生まれの人の場(chǎng)合には、晩婚や未婚が普通に見(jiàn)られるようになり、結(jié)婚しないことについて社會(huì)の寛容さも増したため、結(jié)婚はもはや唯一の選択肢ではないとの考えを示したという。

民生部のまとめによると、18年には中國(guó)全國(guó)での未婚成人人口は2億4000萬(wàn)人に達(dá)した。うち7700萬(wàn)人が獨(dú)居狀態(tài)で、21年には未婚成人の獨(dú)居者の數(shù)は9200萬(wàn)人にまで増える見(jiàn)込みという。

中國(guó)では21年1月に、離婚を希望する夫婦に対して「離婚冷靜期間」を設(shè)けることなった。若い人に「意地を張ってはいけない。結(jié)婚は遊びではないのだから、離婚についても何度も考えるよう」促すことが狙いという。（翻訳?編集/如月隼人）