2021年8月16日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、アフガニスタンの武裝勢(shì)力タリバンが制圧した首都カブールの様子について、現(xiàn)地に滯在する中國(guó)人の話を伝えた。

記事は、タリバンがカブールを包囲し、ガニ大統(tǒng)領(lǐng)が國(guó)外に脫出した15日夜、カブールにある機(jī)関で活動(dòng)をしているという匿名の中國(guó)人が話した現(xiàn)地の狀況を紹介している。

この中國(guó)人は「14日の夜中から停電し、15日朝に2時(shí)間ほど復(fù)舊したが、また停電した。われわれの活動(dòng)拠點(diǎn)は封鎖されており、現(xiàn)地のスタッフは出勤できない狀態(tài)であり、中にいる人も外に出られない。食物や燃料は備蓄があり、飲み水は地下水を汲んでいるほか、ミネラルウォーターもある。ネットワーク環(huán)境には問題はなく、自家発電機(jī)を動(dòng)かして通信している」と狀況を語(yǔ)った。

また、カブールの街ではすでにタリバンの入城を歓迎する市民が出ているとしたほか、「最も大きな変化は、街の検問所や警察の詰所に人がいなくなったことだ。エリアとエリアの間で厳しい検問が行われていたが、今は政府軍もタリバンの人員もいない。話によれば、郊外ではすでにタリバンが警察任務(wù)に當(dāng)たっているようだ」と述べている。

そして、現(xiàn)在の最大の問題は発生した混亂をどのようにして収めるかであると指摘?！弗骏辚啸螭摔趣盲拼螭蕟栴}は今やアフガニスタン政権や米軍ではなく、アルカイダ、IS、パキスタンのタリバンなど、農(nóng)村や南部に広く分布している武裝組織だ。タリバンが政権掌握後、これらの組織にどう対処していくか、観察が必要だ」と話したという。

この中國(guó)人は現(xiàn)地で発生した政変について「実際のところ、心の中でいつかはこのようなことが起きると思っていたのでそこまでの衝撃はない。ただ、唯一意外だったのは、政権がこんなに早く崩壊したことだ」と感想を述べた。（翻訳?編集/川尻）