2021年8月17日、新華網(wǎng)は、東京五輪の卓球混合ダブルスで日本が金メダルを獲得できた秘訣（ひけつ）について考察する記事を掲載した。以下はその概要。

日本では、國(guó)による有能選手のセレクション時(shí)期がますます早まっているという。日本で卓球教室を開(kāi)いている元中國(guó)代表の羽佳純子さんによれば、日本の卓球の実力が高まった大きな理由は、2008年に政府出資により創(chuàng)設(shè)されたエリートアカデミー體制にあるとのこと。このアカデミーでは全國(guó)から選抜された?jī)?yōu)秀な12?17歳の選手が集中的なトレーニングを受けるとともに、中國(guó)出身のコーチからマンツーマンまたは1対2の特訓(xùn)を受けるのである。

羽佳さんは、日本では有能選手の選抜年齢が小學(xué)生以下にまで早まっているとした上で「7歳以下の全國(guó)大會(huì)や合宿が行われている」と語(yǔ)る。またトレーニングでは卓球の練習(xí)だけでなく、基礎(chǔ)體力の向上、栄養(yǎng)面や心理面の研修といったプログラムも行われているとのこと。さらに、エリートアカデミーや日本代表は、各選手の長(zhǎng)所や特徴を絶えず把握し、さらに高めていくために頻繁にコーチを交代してトレーニングを進(jìn)めているという。

エリートアカデミーでコーチを務(wù)める元中國(guó)代表の偉関晴光さんは「アカデミーには現(xiàn)在、中高生の男女5人が所屬している。毎日午前8時(shí)半?9時(shí)半に文化科目を?qū)Wび、10時(shí)?正午まで練習(xí)し、午後3?7時(shí)に再び練習(xí)する。東京五輪の選考會(huì)にも參加しており、代表にはなれなかったものの將來(lái)有望だ。年間に10回ほど國(guó)際大會(huì)に參加する機(jī)會(huì)があり、學(xué)費(fèi)や食費(fèi)、宿泊費(fèi)、大會(huì)參加費(fèi)用はアカデミーが支援している」と話す。

羽佳さんによれば、日本では選手のセレクションや育成がますます多元化しており、選手が頭角を表すチャンスも増えているという。また、日本には街の卓球クラブが多く、子どもに卓球をさせるコストも一般家庭で十分賄うことのできる水準(zhǔn)とのことだ。

偉関さんは、日本の選手と中國(guó)の選手ではトレーニング時(shí)間こそ大差ないものの、基本的な能力に優(yōu)れている中國(guó)選手の方が時(shí)間當(dāng)たりの練習(xí)量が多くなると紹介。今後日本勢(shì)はサービスとスピードをさらに鍛えることにより、中國(guó)勢(shì)にさらなる脅威を與えることができるかもしれないと語(yǔ)っている。（翻訳?編集/川尻）