米共和黨のマイケル?マコール下院議員はこのほど、米軍がアフガニスタンから撤退した後、中國はアフガニスタンに入ってレアアース（希土類）を採掘するだろうと主張した。中國のニュースサイトの環(huán)球網(wǎng)が18日、ロシアの通信社スプートニクの報(bào)道を引用する形で報(bào)じた。

記事によると、マコール氏は、米紙ワシントン?ポストとのインタビューで、「中國は動(dòng)くだろう。（アフガニスタンには）レアアース鉱物がある。なぜわれわれがアフガニスタンと協(xié)力して開発してこなかったのか分からないが、開発してこなかった」と述べた。

その上で、「中國はレアアース鉱物の採掘に取り組むだろう。その結(jié)果、アフガニスタンの人々と同様に、この狀況では中國が勝者であり、米國が敗者だ」と述べた。

また「タリバンがそこから莫大（ばくだい）な利益を得て、テロ資金に投入するだろう」とも付け加えた。

アフガニスタンでは15日、反政府勢力タリバンが首都カブールを占拠し、アシュラフ?ガニ大統(tǒng)領(lǐng)は國外脫出した。

ドナルド?トランプ前米大統(tǒng)領(lǐng)は2017年、ガニ氏と會(huì)談し、アフガニスタンでの戦爭の費(fèi)用を相殺する方法として、米國企業(yè)がアフガニスタンのレアアース鉱物を開発する機(jī)會(huì)があることに同意した。しかし、2018年の報(bào)告書によると、この構(gòu)想は米國の拡張セクター?プログラムが小規(guī)模だったため実現(xiàn)しなかった。

環(huán)球網(wǎng)は、マコール氏の発言について、「何ら証拠を示しておらず、口から出まかせの話」とし、「米軍を撤退させるというバイデン大統(tǒng)領(lǐng)の決定に対する批判を強(qiáng)めるためのものに思われる」と論じている。（翻訳?編集/柳川）