2021年8月20日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)は、韓國(guó)軍がK-9自走砲爆発事故の遺族と生存者の出席する追悼行事を一方的に中止していたことが分かり、物議を醸していると伝えた。

記事によると、事故が起きたのは2017年8月18日午後3時(shí)19分。江原道（カンウォンド）鉄原（チョルウォン）の射撃場(chǎng)で、陸軍第5砲兵旅団のK-9自走砲が訓(xùn)練中に爆発した。この事故により兵士3人が死亡、4人が重傷を負(fù)った。

事故から4年となる今月18日を前に、韓國(guó)軍當(dāng)局は新型コロナウイルス感染拡大を理由に遺族?生存者が出席する追悼行事を一方的に中止した。國(guó)立大田（テジョン）顕忠院で毎年行われていた追悼式も行われなかった。陸軍側(cè)は「18日の追悼行事は、新型コロナのため現(xiàn)役部隊(duì)員を?qū)澫螭藢g施した。參謀総長(zhǎng)のメッセージは遺族に対しては送ったが、生存者には送れなかった」と説明したという。

事故當(dāng)時(shí)、宋永武（ソン?ヨンム）元國(guó)防部長(zhǎng)官は「原因を徹底的に究明して再発を防止し、犠牲者に最高の禮儀を盡くす」と述べた。キム?ヨンウ元陸軍參謀総長(zhǎng)も「崇高な犠牲精神が無(wú)駄にならないよう、しかるべき禮遇と後続措置に萬(wàn)全を期す」と約束していた。しかし4年が過(guò)ぎた現(xiàn)在、現(xiàn)職の徐旭（ソ?ウク）國(guó)防部長(zhǎng)官、南泳臣（ナム?ヨンシン）陸軍參謀総長(zhǎng)は生存者へのメッセージも送っておらず、記事は「事故が忘れ去られてしまうのではないか」と指摘している。

生存兵のイ?チャンホさんは取材に対し「事故から5年までは軍當(dāng)局で追悼式を行うことにしていたが、數(shù)日前に外部の人の出席が難しいという通知を受けた。私たちが出席できる方法を一緒に考えてほしかったが、実現(xiàn)しなかった」と話したという。

なお文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は18日、國(guó)立大田顕忠院で開(kāi)かれた洪範(fàn)道（ホン?ボムド）將軍（韓國(guó)で獨(dú)立の英雄とされ、死去から78年ぶりに遺體が故國(guó)?韓國(guó)へ引き渡された）の埋葬式に出席した。この知らせをニュースを見(jiàn)て知ったというイさんは「大統(tǒng)領(lǐng)は埋葬式には行くのに、私たちにはなぜここまで無(wú)関心なのかと寂しさを感じた」とも話したという。

これを受け、韓國(guó)のネット上では「國(guó)を守って命を落とした軍人には目もくれない大統(tǒng)領(lǐng)と國(guó)防部」「4年でこの國(guó)はどうなっちゃったの？」「獨(dú)立運(yùn)動(dòng)家の遺骨を持って來(lái)てショーはするくせに、國(guó)を守って事故に遭った兵士は冷遇だなんて」「韓國(guó)軍には期待しない方がいい」「國(guó)が自分たちを守ってくれるという信頼など、とうの昔に消えた」など批判的な聲が上がっている。（翻訳?編集/松村）