パキスタン南西部の港町、グワダル市で20日、中國人を標(biāo)的にした自爆テロが発生した。中國の駐パキスタン大使館は同日、同事件により中國人1人が軽傷を負(fù)い、現(xiàn)地人の未成年者2人が死亡、その他にも多くの負(fù)傷者が出たと発表した。パキスタンのCh?ファワド?フセイン情報放送相は21日、ツイッターを通じて、「中國とパキスタンの偉大な指導(dǎo)力による経済ビジョンにまたも抵抗」などと表明した。

パキスタンでは7月14日にも、同國北西山間部でも中國人技術(shù)者が乗るバスが自爆テロ方式の襲撃を受け、中國人10人が死亡する事件が発生していた。パキスタン側(cè)は當(dāng)初、「事故だ」と説明していたが、8月12日になり、襲撃事件だったと斷定したと発表した。

8月20日の襲撃の詳細(xì)は伝えられていないが、駐パキスタン中國大使館は事件の死傷者を発表した上で、「このテロリズム行為を強烈に非難する。両國の負(fù)傷者に心からお見舞いし、パキスタン側(cè)の罪がない犠牲者に深い哀悼を捧げる」と表明した。同大使館はさらに「最近、パキスタンの安全情勢は厳しい狀態(tài)であり、テロ攻撃が連続して多発して現(xiàn)地の中國人が多く死傷している」として、パキスタンにいる中國人に向けて、不要な外出を控えるなど警戒するように呼び掛けた。

Ch?ファワド?フセイン情報放送相はツイッターで、「中國とパキスタンの偉大な指導(dǎo)力による経済ビジョンにまたも抵抗」と表明した上で、「我々の敵は我々の決意を覆すことはできない。我々は犯罪者を法廷に引き出す努力を惜しまない」と表明した。

これまでの報道によれば、7月14日に中國人技術(shù)者が乗るバスを襲撃したのは、パキスタン國內(nèi)のタリバン支持の集団を統(tǒng)合する目的で結(jié)成されたパキスタン?タリバン運動（TTP）とされている。（翻訳?編集/如月隼人）