中國メディアの中國新聞社は19日付で、1年ぶりに米國に「戻った」中國人留學(xué)生の様子を紹介した。米國の空港で、新型コロナウイルスの感染を徹底的に防ごうとしたのか、防護(hù)服を著用する學(xué)生も見られ、航空券の入手が困難で両親が6萬元（約101萬円）を使ったと話す學(xué)生もいたという。

記事によると、秋學(xué)期を控えた米國の多くの學(xué)校は、「オフライン授業(yè)」の再開を決定した。また、米國當(dāng)局も最近になり、ビザの発給を再開した。そのため、新型コロナウイルス感染癥の影響で昨年には米國留學(xué)を果たせなかった多くの中國人學(xué)生が、改めて米國に向かうことになったという。

記事によると、中國では上海市內(nèi)の浦東空港が混雑して、長(zhǎng)い行列が発生したと報(bào)じられたが、17日発の中國東方航空MU587便に搭乗して米ニューヨークのジョン?F?ケネディ空港に到著した學(xué)生らは、浦東空港の混雑についての報(bào)道は誇張されていたと述べた。

ただし、MU587便が満?jiǎn)T狀態(tài)だったのは事実で、ビジネスクラスの座席にも空席が全く見られないほどだったという。中國東方航空の関係者によると、現(xiàn)在のところ同社は中國大陸部で唯一の、ジョン?F?ケネディ空港への直行便を運(yùn)航している航空會(huì)社だ。浦東空港から週に2便が出発しているが、8月中の出発便の航空券は、基本的に完売したという。

MU587便でジョン?F?ケネディ空港に到著した中學(xué)2年生の中國人女子は、両親がビジネスクラスの航空券を6萬元で購入できたと説明した。彼女は、米國に來るのは初めてなので緊張しているが、大きな期待を抱いていると述べた。

記事によると、ジョン?F?ケネディ空港では防護(hù)服に身を包んだ中國人の姿も見られた。受け入れ學(xué)校側(cè)の感染防止対策はそれぞれで、7日間の隔離生活を求める場(chǎng)合もあれば、中國國內(nèi)でのワクチン接種を有効と認(rèn)め、到著後にPCR検査で陰性だったことを示す書類を提示すれば、隔離を求められない學(xué)校もあるという。（翻訳?編集/如月隼人）