中國(guó)の情報(bào)サイト「騰訊網(wǎng)」は21日、米國(guó)のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)が20日付でニコラス?バーンズ氏を駐中國(guó)米國(guó)大使に任命したと報(bào)じた。米國(guó)の駐中國(guó)大使は、2020年10月4日に、テリー?ブランスタッド前大使が退任して以來、「空白狀態(tài)」が続いていた。

ブランスタッド前大使の退任の理由については米メディアのCNNが9月15日付で、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)から選挙運(yùn)動(dòng)への協(xié)力を依頼されたことが理由のひとつとされる」と報(bào)じた。ブランスタッド前大使は2017年7月から3年あまり、大使を務(wù)めた。

「騰訊網(wǎng)」によれば、ニコラス?バーンズ氏は現(xiàn)在、ハーバード大學(xué)の公共政策大學(xué)院であるケネディスクールの教授を務(wù)めているが、外交官として27年の経歴があり、アフリカや中東、歐州に赴任した経験がある。

中國(guó)人民大學(xué)の米國(guó)研究センターのディアオ大明（「ディアオ」は「刀」の二畫を除いて右上がりの「一」に置き換える）秘書長(zhǎng)は、「バイデン政権の対中政策の策定が、二國(guó)間という枠組みを超越して、世界的な枠組みの中で策定されることを意味している。米國(guó)にとっての中國(guó)関連の処理の重要性が十分に示された」と述べたという。

バーンズ氏の外交官としてのキャリアはレーガン政権時(shí)代に始まっている?！蛤v訊網(wǎng)」記事は「交渉に長(zhǎng)（た）けたベテラン」、「経験豊富なプロの外交官は、米國(guó)の外交を盛り返す上での理想の人選」と評(píng)した。

また、バーンズ氏にはバイデン政権の中核を擔(dān)う人々と密接な関係があるという?！蛤v訊網(wǎng)」記事は、米國(guó)の大使は外交技術(shù)に優(yōu)れているだけでは十分でなく「最も重要なことは大統(tǒng)領(lǐng)と良好な関係を維持することであり、大統(tǒng)領(lǐng)およびその周辺の重要人物と直接に意思疎通をする能力があること」との見方を紹介した。（翻訳?編集/如月隼人）