2021年8月23日、環(huán)球時報は、韓國の化粧品店が軒並み経営難に陥っており、昨年1年間で店舗のおよそ3割が閉店したと報じた。

記事は、韓國公平取引委員會が発表したデータとして、昨年1年間で國內(nèi)にある化粧品店舗（ECショップを除く）の閉店率が28．8％に上り、小売業(yè)界で最も高い値になったと紹介。MISSHA、ネイチャーリパブリック、トニーモリーなどの著名ブランド加盟店はいずれも100店舗以上削減されたほか、トニーモリーの4?6月期営業(yè)損失が31億ウォンに達するなど、各社で営業(yè)損失が拡大していると伝えた。

そして、韓國紙?東亜日報が化粧品業(yè)界の低迷について、中國人観光客の激減、新型コロナによる人流の現(xiàn)象といった外的な要素に加え、20?30代の女性を中心とした廉価な化粧品に対するニーズの現(xiàn)象という內(nèi)的な要素が重なったと分析したことを紹介している。

その上で、苦境に立たされた各社が続々と飲食業(yè)や健康食品、ペットフード業(yè)界に進出して活路を見出そうとしていると紹介する一方、業(yè)界內(nèi)からはその道も険しいとの聲が出ていると指摘。韓國メディアBizFACTが業(yè)界関係者の話を引用して「ペット食品、機能性食品の市場は成長を続けているものの、既存の食品企業(yè)も積極的に展開しており競爭が激しい?；捚菲髽I(yè)がシェアを奪うのは簡単ではない」と報じたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）