米華字メディア?多維新聞は23日、臺(tái)灣問題で中國とリトアニアの関係悪化がエスカレートする中、「中國のリトアニアに対する懲罰行動(dòng)が始まった」と報(bào)じた。

臺(tái)灣は先日、リトアニアに「臺(tái)灣」の名を冠した「代表処（大使館に相當(dāng)）」を設(shè)置すると発表。リトアニア政府もこれを認(rèn)めた。中國は「一つの中國」の原則に反するなどとして強(qiáng)く反発、駐リトアニア大使の召還を決めた。

多維新聞によると、リトアニアのウェブサイト「Delfi」に22日、「中國はもうリトアニア製品を買わない」と題する記事が掲載された。同記事によると、リトアニアの輸出業(yè)者からは中國がチーズや食糧、木材などの製品を購入しなくなったとの不満が出始めた。

ある木材會(huì)社の社長(zhǎng)によると、同社の貨物の99％は中國本土向けに販売されていたが、現(xiàn)在は停止?fàn)顟B(tài)となった。會(huì)社をリトアニア國外に移転することも検討しているといい「中國人は今、リトアニア企業(yè)を目にするのも嫌なようだ」と漏らしたという。

また、乳製品工場(chǎng)を経営する社長(zhǎng)は「（リトアニア）政府が過去に中國本土との貿(mào)易関係構(gòu)築を奨勵(lì)していたとするならば、今政府が行っているのは正反対のことだ」と失望感を露わにしたという。

リトアニア食糧加工?輸出業(yè)協(xié)會(huì)のCarlos Schmas會(huì)長(zhǎng)は「中國本土のパートナーはさまざまな理由で協(xié)力を打ち切っている」と述べており、中國市場(chǎng)を失うことに多くのメーカーが懸念を示しているという。

一方、ガブリエリュス?ランズベルギス外相は21日に米國のアントニー?ブリンケン國務(wù)長(zhǎng)官と電話で會(huì)談し、「中國がリトアニアに対して行った攻撃的で一方的な行動(dòng)と政治圧力は受け入れられるものではない」との認(rèn)識(shí)で一致。臺(tái)灣との関係発展によって中國から受けた圧力に対応することを支援する「2國間協(xié)調(diào)」に合意した。

なお、多維新聞の記事は最後に、中國の學(xué)者の見立てとして「リトアニアの臺(tái)灣問題における原則的な誤りが中國との経済貿(mào)易協(xié)力に影響を與えるのは必至。未來の関係が安定して健全に発展するかは、リトアニアが態(tài)度を改めるかどうかにかかっている」とも伝えている。（翻訳?編集/北田）