米紙ニューヨーク?タイムズ（NYT）は20日、韓國(guó)の若者が過去に植民地支配をしていた日本よりも中國(guó)を嫌う傾向にあると伝えた。8月23日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

NYTは6月に韓國(guó)の「時(shí)事IN」と「韓國(guó)リサーチ」が5月12～17日の期間に全國(guó)の満18歳以上の男女1000人を?qū)澫螭诵肖盲俊疙n國(guó)の反中認(rèn)識(shí)調(diào)査」の結(jié)果を紹介。それによると回答者の58．1％が中國(guó)を「悪に近い」と評(píng)価し、「善に近い」と答えた人は4．5％だったという。

また、中國(guó)に対する感情溫度（0～100度で算定、高いほど肯定的）は若い年齢層ほど低く、20代が15．9度で最も低く、30代が21．8度、40代が28．3度、50代が30．8度、60代以上は31．1度だった。

NYTは「世界的に反中感情が悪化しつつあるのは事実だが、韓國(guó)の若者は特にその傾向が目立つ」と指摘。2020年10月に米國(guó)のピュー研究所が行った調(diào)査でも、米國(guó)、豪州、英國(guó)、ドイツ、オランダ、スウェーデンなどの対象國(guó)14カ國(guó)のうち、韓國(guó)の20～40代だけが唯一、50歳以上の世代より反中感情が高かったことに言及した。

さらにNYTは、韓國(guó)の若者が抱く反中感情が22年3月に行われる大統(tǒng)領(lǐng)選挙にも影響を及ぼすと分析。大統(tǒng)領(lǐng)選挙の有力候補(bǔ)とされる尹錫悅（ユン?ソギョル）前検察総長(zhǎng)の強(qiáng)硬な対中姿勢(shì)も、若い投票者の心をつかむための戦略と見ており、「通常韓國(guó)の政治家は主要貿(mào)易國(guó)である中國(guó)と対立しないように注意するが、尹元検察総長(zhǎng)の対中姿勢(shì)は『新たな現(xiàn)象』を反映している」と報(bào)じたという。

韓國(guó)のネットユーザーからは、「大統(tǒng)領(lǐng)選挙は韓中戦だよ」「中國(guó)は韓國(guó)を常に苦しめている。自由民主主義國(guó)家の韓國(guó)が、共産黨を好きになる方がおかしい」「日本はもはや韓國(guó)にとって脅威ではなく、ばかなまねをするたびに笑えるだけだが、中國(guó)は常識(shí)が通じない國(guó)なので甘く見てはいけない」「毎日中國(guó)の否定的なニュースが流れてくるのに、好きになれるはずがない」「嫌っているにも関わらず、中國(guó)相手に金を稼ごうとしているのが一層もどかしい」など、中國(guó)に対する否定的なコメントが相次いでいる。

一方で、「日本も中國(guó)も同じくらい嫌いな私は30代」「どちらも嫌い。日本が過去なら中國(guó)は現(xiàn)在進(jìn)行形」など、反中?反日の両方を主張するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）