東京五輪で獲得した金メダルの一部が剝がれたことを報(bào)告した中國(guó)トランポリン女子の朱雪瑩（ジュウ?シュエイン）は24日、自身の微博（ウェイボー）アカウントに動(dòng)畫を投稿し、メダルが剝がれた経緯と心境を語(yǔ)った。

朱は23日にメダルの一部が剝がれたことを報(bào)告する投稿を行い大きな話題になった。24日の投稿では「（前日の投稿が）トレンド3位になるとは思わなかった。本當(dāng)に驚いています」とつづった。

動(dòng)畫ではあらためてカメラに金メダルを見せ、「この部分です」と説明。剝がれた跡はあまり目立たないが「ちょっと強(qiáng)迫癥になってます。だいぶ剝いたので今はもうあまりはっきり見えなくなっていますね」と語(yǔ)った。

そして、経緯について「天津に戻った後、コーチにメダルを見せた時(shí)に彼女（コーチ）がメダルに汚れのようなものがあるのを見つけました。それからしばらく拭いてみたのですが（汚れだと思っていたものが）落ちなかったので、爪でひっかいてみました。そうしたら、皮のようなものが落ちました。それは金粉のようなものではなくて保護(hù)膜のようなものでした」と説明した。

そして、微博に投稿した理由について「ほかにメダルを獲得した選手も私と同じような狀況がないか聞いてみたかったからです」とし、「メダルを交換したいとは思っていません。メダルはあくまで形で、収蔵品です。より注目すべきで重要なことは、メダルの背景にある選手たちの努力と祖國(guó)のために勝ち取った栄譽(yù)です」と殊勝に語(yǔ)った。

中國(guó)のネット上では、東京五輪のメダルがいわゆる「電子ごみ」から作られたことを取り上げてやゆしたり、「メダル型のチョコレートではないか」と皮肉ったりする聲も出ているが、朱は「メダルが回収された金屬や古い家電製品から作られていることは知っています。これは剝いてもチョコレートは出て來(lái)ませんよ（笑）。この理念は環(huán)境保護(hù)の観點(diǎn)からだと思いますし、とても良いことだと思います」と話した。

一方で、「メダルを獲得した選手に同じようなことが起きないことを願(yuàn)っています」とも語(yǔ)った。全編を通して朱はやや元?dú)荬胜い瑜Δ?、「交換したいと思っていない」と言いながらも落膽している様子が伝わってくる動(dòng)畫になっている。

朱は最後に「パラリンピック中國(guó)代表選手を応援してほしい」と呼び掛け、動(dòng)畫を締めくくった。（翻訳?編集/北田）