2021年8月26日、米華字メディア多維新聞は中國(guó)がアフガニスタンを「一帯一路」構(gòu)想に引き入れる可能性についてインドとロシアの専門(mén)家による分析を紹介する記事を掲載した。

記事は、インドのアナリストであるマノイ?ジョシ氏が20日にインドのオブザーバー研究財(cái)団のウェブサイトに発表した文章で、「中國(guó)政府はすでに中央アジア、イラン、パキスタンで大量の金融投資を行っており、アフガニスタンも一帯一路プロジェクトに組み入れることを望んでいるものと思われる」とし、中國(guó)がアフガニスタンのレアアース採(cǎi)掘に興味を持っているとの見(jiàn)方を示したことを伝えた。

また、ロシアメディア?スプートニクの26日付報(bào)道を引用し、ロシアの著名な東洋研究専門(mén)家で外交官のウラジミール?ザハロフ氏が「現(xiàn)狀、カブールがタリバンに占拠され、レジスタンス運(yùn)動(dòng)が展開(kāi)されており、アフガニスタンの前途は予測(cè)不可能だ」としつつ、アフガニスタンの情勢(shì)が安定すれば同國(guó)における「一帯一路」のビジョンもより明確になると述べ、アフガニスタン情勢(shì)は中國(guó)とパキスタンの一帯一路プロジェクトや中國(guó)?パキスタン経済回廊の発展にもさまざまな面で影響を及ぼすとしたことを紹介している。

そして、ザハロフ氏がさらに、タリバン側(cè)も中國(guó)との協(xié)力に興味を持っており、両者が一帯一路プロジェクトにメリットを見(jiàn)出す可能性がある一方で、利益を?qū)g現(xiàn)するには多くの問(wèn)題も存在していると指摘、「中國(guó)は今後、様子見(jiàn)の要素が強(qiáng)い政策を講じ、関係づくりに向けた足取りは非常に慎重なものになるだろう。ただ、中國(guó)にとってこの地域の地政學(xué)的戦略上、そして経済上の利益は火を見(jiàn)るよりも明らかだ」と述べたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）