2021年8月27日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、米ウォール街が米國(guó)政府を飛ばして中國(guó)政府との接觸を進(jìn)めていると米メディアが報(bào)じたことを伝えた。

記事は、米ブルームバーグの25日付報(bào)道を引用し、ある情報(bào)筋の話として、ウォール街の重鎮(zhèn)が新たな米中金融円卓會(huì)議の開催を模索すべく「バイデン政権を迂回（うかい）」して中國(guó)政府関係者との接觸を進(jìn)めていると紹介した。

そして、米中金融円卓會(huì)議について、米中貿(mào)易摩擦が緊迫化していた2018年に中國(guó)人民銀行（中央銀行）元総裁の周小川（ジョウ?シアオチュアン）氏と、元ゴールドマン?サックス幹部のジョン?ソーントン氏が議長(zhǎng)を務(wù)める形で開催されたものの、當(dāng)時(shí)のトランプ政権で通稱顧問を務(wù)めていたピーター?ナバロ氏が「ウォール街は（米中）交渉に口を挾むな」と警告する事態(tài)になったと説明。ブルームバーグの報(bào)道によれば、現(xiàn)在ソーントン氏が中國(guó)政府関係者と協(xié)議を進(jìn)め、円卓會(huì)議の再開を模索しているとし、年內(nèi)にオンライン形式による會(huì)議開催が予想されているものの、具體的な開催時(shí)期については決まっていないと伝えている。

また、米財(cái)界が中國(guó)との通商拡大を求める動(dòng)きとして、およそ200の米企業(yè)からなる米中ビジネス協(xié)議會(huì)（USCBC）が先日、米政府に対して米中貿(mào)易の拡大と、貿(mào)易摩擦により追加した関稅の撤廃を求める書簡(jiǎn)を起草したと紹介。この動(dòng)きに中國(guó)商務(wù)部も反応し、同部の高峰（ガオ?フォン）報(bào)道官が26日の記者會(huì)見で「米國(guó)による追加関稅は中國(guó)にも米國(guó)にも、そして世界経済の回復(fù)にとっても不利益。両國(guó)の経済貿(mào)易協(xié)力は両國(guó)および両國(guó)民の利益に合致する。雙方が協(xié)力してムードと環(huán)境を整え、米中貿(mào)易協(xié)力の拡大を推進(jìn)していくべきだ」とコメントしたことを伝えた。

一方で、ウォール街との接觸や円卓會(huì)議について高報(bào)道官は言及せず「米中の経済貿(mào)易チームは正常な意思疎通を保っている」と発言するにとどまったことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）