2021年8月29日、日本の華字メディア?日本華僑報(bào)は、「日臺(tái)與黨ハイレベル対話」が中國(guó)本土による統(tǒng)一を加速させる可能性があるとする、評(píng)論記事を掲載した。

記事は、自民黨と臺(tái)灣?民進(jìn)黨が27日に「與黨ハイレベル対話」を開(kāi)催し、自民黨からは佐藤正久外交部會(huì)長(zhǎng)と大塚拓國(guó)防部會(huì)長(zhǎng)が、民進(jìn)黨からは羅致政（ルオ?ジージョン）、蔡適応（ツァイ?シーイン）の両立法委員が出席してオンライン形式で1時(shí)間半議論が行われたと紹介し、対話の中で大塚氏が日本と臺(tái)灣の関係について「運(yùn)命共同體」と表現(xiàn)したと伝えた。

その上で「日本の反中勢(shì)力と臺(tái)灣獨(dú)立主義者の結(jié)託による今回の茶番は、將來(lái)三つの直接的な悪影響を生む」と主張。まず、臺(tái)灣海峽の緊迫化がエスカレートし、中國(guó)本土による武力を用いた臺(tái)灣統(tǒng)一を誘発するとした。また、尖閣諸島や沖縄の問(wèn)題について中國(guó)がより激烈な方式にて解決を図ってくる可能性があるほか、日本が今後中國(guó)から「立體的」な反撃を受ける可能性があると論じている。

そして「一つの中國(guó)の原則は日中関係における重要な政治的基礎(chǔ)だが、日本が公然と臺(tái)灣に対して政府絡(luò)みの接觸をすることは中國(guó)の主権や領(lǐng)土の完全性に対する挑発であり、中國(guó)の內(nèi)政に対する粗暴な干渉である。今の中國(guó)はもはや近代における貧弱な中國(guó)とは違うことを知らなければならない。今の中國(guó)は日本に反撃するための十分な『カード』をそろえているのだ」とした。

記事は「臺(tái)灣を中國(guó)から分裂させようという企みが徒労に終わることを、歴史が証明するだろう」と伝えるとともに、「そもそも中國(guó)統(tǒng)一戦爭(zhēng)が生じた際に、日本が介入する度量、度胸をどれほど持っているのかと言いたい」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）