2021年8月30日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、教育の「ゆとり化」を進(jìn)める中國(guó)政府が、義務(wù)教育のテスト回?cái)?shù)制限などを盛り込んだ通知を発表したと報(bào)じた。

記事は、中國(guó)政府が7月下旬に「雙減」（義務(wù)教育期の學(xué)習(xí)負(fù)擔(dān)軽減、學(xué)習(xí)塾での學(xué)習(xí)負(fù)擔(dān)軽減）政策を打ち出したのに続き、中國(guó)教育部が30日に義務(wù)教育學(xué)校の試験の管理に関する通知を発表し、試験の回?cái)?shù)を大幅に削減することを求めたと紹介。小學(xué)校1、2年生はペーパーテストを行わず、3?6年生については毎學(xué)期に期末テストのみを?qū)g施し、中學(xué)校では中間テスト、期末テストを行う一方で週間試験、月間試験、単元試験などのその他各種市意見(jiàn)を一律廃止することが盛り込まれていると伝えた。

また、學(xué)校の中間、期末テストの評(píng)価は4?5段階評(píng)価とし、試験結(jié)果のランキング作成やその発表を行わずに適切な方法で子どもや保護(hù)者に伝えるほか、試験結(jié)果によるクラス分け、席替え、「レッテル貼り」などを禁止することも求められたとしている。

その上で、中國(guó)のネット上では教育部の新たな通知をめぐる議論が起きており、子どもたちの負(fù)擔(dān)が軽減されると歓迎する聲が見(jiàn)られる一方で、多くのネットユーザーが特に試験結(jié)果のランキングを作らないことに対して憂慮を示していると伝え、「試験を減らして順位もつけないとなると、保護(hù)者はわが子の成績(jī)を把握できなくなる」「お金持ちはこっそり家庭教師を雇うのに対し、貧民はわが子の成績(jī)さえ把握できなくなり、子どもたちは結(jié)局出稼ぎ労働者にならざるを得なくなる」「これはまさに西側(cè)の教育ではないのか」といった意見(jiàn)を紹介した。

また、試験の扱いについては小中學(xué)校ではっきりと區(qū)別すべきであり「小學(xué)校ではランキングがなくて問(wèn)題ない。のびのびと學(xué)んでほしい。でも、中學(xué)に入ったらやっぱり順位付けは必要だろう」とするユーザーも見(jiàn)られたと伝えた。（翻訳?編集/川尻）