2021年8月31日、韓國?ニューシスによると、韓國で人體冷凍保存の2つ目の事例が登場した。

記事によると、ソウル市內(nèi)に住む50代の男性は、膽道がんで死去した50代の妻の姿を未來に殘したいとして、冷凍保存を依頼した。昨年に50代の男性ががんで死去した80代の母親を冷凍保存した事例に続き、韓國內(nèi)で2つ目の事例となる。

依頼を受けた冷凍保存専門會社「クリオアジア」は先月、韓國內(nèi)で初めてとなる凍結(jié)保存液の置換作業(yè)（死亡した凍結(jié)希望者の體から血液を抜き出し、細(xì)胞の破壊を防ぐため凍結(jié)保存液を注入すること）を行い、零下30度の狀態(tài)が保たれる特殊冷凍庫に遺體を保存した。遺體は今後、液體窒素の入った容器に移され、零下196度で保管されるという。

同社関係者は「韓國內(nèi)初の冷凍保存申請者は故人の葬式後、出棺直前にサービスを依頼したため、遺體の血液がすでに固まっていて凍結(jié)保存液の置換作業(yè)ができなかった」と説明した。

今回依頼した男性は現(xiàn)在、妻の安置場所をクリオアジアのロシア本社「クリオロス」にするか、韓國內(nèi)の保存センターを利用するか検討中。なお遺體の保存期間は100年だという。

男性は「がんで妻を突然亡くして苦しんでいた時、一筋の希望となり得る冷凍保存の存在を知り、心が救われた」とし、「科學(xué)技術(shù)の発展に期待している」と話したという。

これを見た韓國のネットユーザーからは賛否両論が寄せられているが、人體冷凍保存について否定的な意見が優(yōu)勢となっている。

「亡くなったらそっと自然に返せばいいのに。これは理解できない。仮に科學(xué)の力で生き返ったとしても、その時にはもうこの世に夫はいないだろうに」「誰のための行動なの？しっかり見送ってあげるのも愛だと思う」「がん闘病で亡くなったのなら、生き返ってもまた抗がん剤治療に苦しむのでは？」「睡眠冷凍ではなく死後冷凍なら、目覚めた時に前の記憶は殘っているのだろうか」などの聲が見られた。

一方で「家族の思いを尊重する」「本當(dāng)に愛している証拠だ」「その決斷により男性に平穏が戻って欲しい」と支持する聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）