中國で蕓能人のスキャンダルや不祥事の発覚、封殺が続いて大荒れとなった今年の8月だが、わずか1カ月で10人以上の蕓能人が転落している。

この8月は7月から引き続き、EXOの元華人メンバーで、歌手で俳優(yōu)のクリス（呉亦凡/ウー?イーファン）の不祥事に関心が寄せられる中で幕を開けた。未成年を含む複數(shù)女性への性的暴行疑惑が浮上した後、7月末に公安局から身柄を拘留されたもの。8月16日には強(qiáng)姦（ごうかん）罪の容疑による逮捕が明らかになった。クリスの事件に関連して、擁護(hù)のコメントを発した女性司會(huì)者のマー?ウェイウェイ（馬薇薇）らも、中國版ツイッター?新浪微博（ウェイボー）のアカウント封鎖に追い込まれている。

中國でも人気の高い臺(tái)灣の女性タレント、小Sことシュー?シーディー（徐熙娣）は東京オリンピックの開催中、SNSで臺(tái)灣人選手を「國手」と表現(xiàn)したことが、中國で批判の的に。小Sを広告に起用していたほとんどの企業(yè)が解約を発表している。

クリスに続き、湖南衛(wèi)星テレビ所屬の人気男性司會(huì)者、チェン?フォン（銭楓）にも女性への性的暴行疑惑が持ち上がり、同局では27日に解雇を表明。また、男性歌手のフオ?ズン（霍尊）は亂れた女性関係が発覚したことで引退を表明した。

ドラマ「山河令」で今年ブレークした俳優(yōu)チャン?ジャーハン（張哲瀚）に、過去の乃木神社での結(jié)婚式參加や靖國神社への訪問が明らかになり、13日には広告に起用していた企業(yè)のすべてが契約打ち切りを発表。そのまま封殺対象となっている。

有名音楽プロデューサーで司會(huì)者のガオ?シャオソン（高暁松）も、過去に靖國神社への訪問を勧める発言があったことが問題視され、作品がネット上から姿を消し、設(shè)立した図書館も急きょ閉鎖となった。

今年初め、代理母騒動(dòng)で注目された女優(yōu)ジェン?シュアン（鄭爽）はその後、巨額脫稅の疑いも注目されていたが、8月末に上海市稅務(wù)局が2億9900萬元（約50億円）の罰金と追徴課稅金の支払いを命じている。

8月ラストの激震となったのは、中國を代表する國際派女優(yōu)の1人、ヴィッキー?チャオ（趙薇）の封殺騒ぎ。26日に出演作が次々と動(dòng)畫配信サービスから姿を消し、フランスへの逃避行説も飛び出すなど、その動(dòng)きが引き続き注目を浴びている。（Mathilda）