中國紙?環(huán)球時報（電子版）は1日、「中韓造船業(yè)の競爭がますます激しく」とする記事を掲載した。

韓國?ニュースワークスの報道などを引用する形で伝えたもので、造船?海運市況分析機(jī)関の英クラークソン?リサーチの最新統(tǒng)計によると、韓國の造船會社の1～7月の受注量は1276萬CGT（世界シェア43％）で、2008年同期の1550萬CGT以降で最大となった。シェア45％で世界受注量1位の中國との差はわずかで、単月ではここ數(shù)カ月連続で中國を抜いて1位となっている。

中國は、ハイテク船舶製造強國の建設(shè)という戦略的目標(biāo)を明示し、「第14次5カ年計畫と2035年までの長期目標(biāo)綱要」で、高付加価値船舶の開発と造船業(yè)全體の競爭力強化に乗り出している。中國の造船會社の中で唯一、大型LNG（液化天然ガス）船を製造できる滬東中華造船は、2035年までのLNG船を含む全面的な拡充計畫を立てている。江南造船も低炭素でスマートな船舶製造を目指して研究センターを設(shè)立し、5Gやクラウドコンピューティングなどの新技術(shù)による高品質(zhì)戦略を図っている。中國造船1位の中國船舶工業(yè)集団と2位の中國船舶重工集団の経営統(tǒng)合による世界最大規(guī)模の中國船舶集団の設(shè)立（2019年）も、中國造船業(yè)の國際競爭力向上のための動きとみられている。（翻訳?編集/柳川）