Record China 2021年9月4日(土) 21時0分
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最近、元受刑者がGPS足輪を外して女性2人を殺害した事件を受け、刑務(wù)所の體制に批判が集まっている。寫真は雑誌。
最近、元受刑者がGPS足輪を外して女性2人を殺害した事件を受け、刑務(wù)所の體制に批判が集まっている。9月2日、韓國?中央日報が報じた。
記事によると、韓國の刑務(wù)所?拘置所では現(xiàn)在、すべての成人受刑者に18禁の出版物(アダルト本)の購読を許可している。一般雑誌はもちろん、成人向けのヌード雑誌やわいせつな表現(xiàn)が含まれる漫畫も自由に読むことができるという。
この問題は2017年に初めて議論に上り、法務(wù)部矯正本部は成人向けコンテンツの搬入を禁止するよう刑務(wù)所に指示を下した。しかし2018年には大邱高裁と大邱地裁が受刑者の「不許可処分取り消し請求」を相次いで認めたため、禁止措置は解除に。これは「有害出版物に指定された出版物以外は、購読を認めなければならない」という刑執(zhí)行法第47條2項に基づく判決だった。裁判所は「受刑者がわいせつな內(nèi)容を含む雑誌などを所持すれば、健全な社會復(fù)帰を害する恐れがある」としたものの、「立法を通じて解決するほかない」と述べており、國會では現(xiàn)在まで法改正が行われていないという。
今回2人の女性を殺害した男は、マスコミの注目を浴びたため、相部屋ではなく1人部屋に入れられる可能性が高いとされる。刑務(wù)所ではTVの視聴をはじめ、ラーメンや菓子、コーヒーの飲食も許され、テニスなどの運動をする時間も與えられる。宗教活動も保障され、體調(diào)が悪い時は薬も無料で提供。出所後に住む家を借りられるよう、刑務(wù)官が代わりに銀行口座へ貯金までしてくれるという。
また受刑者は服役中、勤務(wù)時間は「週52時間」と定められているが、刑務(wù)官は人材不足のため、8日に1日ほどしか休みを取れないといい、記事は「刑務(wù)官よりも受刑者の環(huán)境のほうが恵まれている」と報じている。ある刑務(wù)官は、「10代から自分の家のように刑務(wù)所に出入りしている場合、苦労して逃走するよりもパラダイスのような刑務(wù)所に戻るほうが楽なため、すぐに自首をしがち」とし、「根本的に更生手順を改善しない限り、出所と兇悪犯罪を繰り返す人間は減らない」と指摘している。
この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「一般の成人にはポルノを見せないようにしておきながら、性犯罪者には自由に見せるなんて…」「人の命を奪った人間になぜ人権が必要なんだ?」「金も仕事もなく、ある程度の年なら、1人部屋で過ごすために重い罪を犯して自首するだろうね。犯罪者に対してここまでしてやるのが本當に法の正義?」「今の10代が犯している犯罪を見て。彼らが大人になるのが恐ろしい」など、怒りの聲が寄せられている。
また、「われわれの稅金で監(jiān)獄ではなく宮殿を造っていたのか」「軍隊よりも全然いいね」など、皮肉交じりのコメントも多く見られた。(翻訳?編集/丸山)
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