中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は1日、「狙いは中國(guó)か？」として、オーストラリアの大學(xué)が「外國(guó)の干渉の脅威」に関する訓(xùn)練を?qū)W生に行う可能性があることを報(bào)じた。

記事は豪紙ジ?エイジの先月31日の報(bào)道を引用。それによると、豪政府の「大學(xué)が外國(guó)の干渉に対抗するための指導(dǎo)方針草案」に基づくと、豪州の大學(xué)生は訓(xùn)練を受けて校內(nèi)にある「外國(guó)の干渉の脅威」を見つけ、併せて當(dāng)局に報(bào)告する。また、海外機(jī)関の研究協(xié)力に參加する學(xué)者や學(xué)生は「外國(guó)の干渉をいかに識(shí)別、軽減、処理するか」という専門のトレーニングを受けるそうだ。

記事は、「大學(xué)の反外國(guó)干渉」問題は中國(guó)に向けたものだと一般的に受け止められているとした上で、「指導(dǎo)方針の審査基準(zhǔn)や細(xì)則をめぐって政府関係者や學(xué)長(zhǎng)らの間で激論が繰り広げられている」と紹介。また、「この方針は國(guó)際人権団體のヒューマン?ライツ?ウオッチが6月に発表した報(bào)告書の內(nèi)容に呼応するものだ」と複數(shù)の豪メディアが指摘したことを伝えた。

記事によると、同報(bào)告書は豪州で學(xué)ぶ中國(guó)人留學(xué)生の話を引用し、「中國(guó)政府およびその支持者は豪州にいる『親民主』の中國(guó)人學(xué)生に対して監(jiān)視、嫌がらせ、脅迫を行っており、豪大學(xué)はこうした學(xué)生の『學(xué)問の自由』を守れていない」と述べたという。

記事は、「中國(guó)が豪大學(xué)の學(xué)問の自由に干渉している」という説明に懐疑的な聲もあるとする一方、一部大學(xué)では報(bào)告書が強(qiáng)調(diào)する問題に対応する措置をすでに講じていると伝えた。例えば、シドニー工科大學(xué)では今學(xué)期、留學(xué)生の受け入れプログラムを更新し、他の學(xué)生からの脅迫や監(jiān)視を報(bào)告する方法の指導(dǎo)を含めたそうだ。同大學(xué)の責(zé)任者は「教室で討論した?jī)?nèi)容を外國(guó)の大使館に報(bào)告すべきではないと、われわれはすでに學(xué)生に明確に表明している」と話しているという。（翻訳?編集/野谷）