古生物研究者の黃迪頴（ホアン?ディーイン）が、チベット最大の塩湖「色林錯(cuò)」を紹介する。

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チベット北部に位置する色林錯(cuò)は自ら「成長(zhǎng)」できる湖で、すでにチベットでは最大の塩湖となっている。全國(guó)では青海湖（青海?。─舜韦?番目の広さを持つ塩湖だ。

色林錯(cuò)の面積は1976年の1666．96平方キロから1990年には1722．39平方キロまで広がり、1999年には1798．95平方キロとなった。1976年から2009年にかけて約656平方キロ拡大し、2019年には2414平方キロとなっている。

色林錯(cuò)流域は四方を山々に囲まれ、湖畔の濕地や水草は豊かで美しい。チベット北部の重要な牧場(chǎng)であり、高原の寒冷な草原生態(tài)系の中で絶滅危懼種が最も多い地域でもある。この広大な荒野ではチルーやチベットガゼルの群れが岸辺で餌を探す姿がよく見(jiàn)られる。（翻訳?編集/野谷）

●黃迪頴（ホアン?ディーイン）

1975年、中國(guó)北京生まれ、博士課程指導(dǎo)教官。南京大學(xué)地球科學(xué)學(xué)部を1997年に卒業(yè)し、2005年1月、仏クロード?ベルナール?リヨン第1大學(xué)の博士號(hào)を取得?，F(xiàn)在、中國(guó)科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所で中生代の昆蟲の化石やその他、無(wú)脊椎動(dòng)物の化石研究を行っている。これまで発表した研究論文は240本以上。