國際原子力機(jī)関（IAEA、本部ウィーン）は8月末、北朝鮮が寧辺の核施設(shè)にある原子爐を再稼働させたとみられるとの報(bào)告書をまとめた。寧辺の施設(shè)について韓國紙は「くず鉄の塊」と酷評?！赋￥趣Δ蔚蛷?qiáng)度の挑発デモで、それで身代金は上がらない」と突き放した。

寧辺の5メガワット原子爐は北朝鮮の核兵器製造の中心施設(shè)。原子爐稼働後に出る使用済み燃料棒を再処理すれば核兵器の原料となるプルトニウムが抽出される。

聯(lián)合ニュースによると、寧辺の原子爐についてIAEAは8月27日、7月初旬から冷卻水の排出など原子爐稼働と一致する兆候がみられたとする報(bào)告書をまとめた。報(bào)告書は2018年12月から今年7月前までは原子爐稼働の兆候がなかったと説明した。

さらに報(bào)告書は今年2月中旬から7月初旬まで使用済み燃料棒の再処理施設(shè)である放射化學(xué)研究所が稼働した兆候もあると明らかにした。5カ月間の稼働期間は北朝鮮が過去に、5メガワット原子爐から出た使用済み燃料棒の再処理にかかると明かした期間と一致するという。

北朝鮮の動きをめぐり、東亜日報(bào)は「『くず鉄』原子爐を再稼働する北朝鮮、それで身代金は上がらない」との社説を掲載?！感l(wèi)星寫真などを通じて外部に簡単に露出するにもかかわらず、再稼働の動きを誇示した。米國への脅威を強(qiáng)めるとともに交渉を迫るという常とうの低強(qiáng)度の挑発デモだ」と批判し、「寧辺原子爐は放射能の流出まで懸念される危険なくず鉄の塊と言われてきた」と続けた。

これまでの核合意で寧辺の施設(shè)は軽水爐建設(shè)や経済補(bǔ)償を受ける見返りに差し出す取引対象となり、北朝鮮は付帯する冷卻塔を爆破するショーまで行った。こうした経緯から社説は「北朝鮮は一昨年にもこの原子爐を含む寧辺核施設(shè)の廃棄を米國の制裁解除と対等交換しようとしたが失敗した。北朝鮮は原子爐を再稼働することで、交渉カードとしての寧辺核施設(shè)の価値を高めようとしたのだ」と斷じた。

その上で社説は「北朝鮮は米國の度重なる対話要求にも一切応じていない。制裁緩和のような譲歩から勝ち取るという思惑だ。今回の原子爐再稼働の動きも対話が至急だという國際社會の世論をあおり、北朝鮮核問題を米國の優(yōu)先順位に引き上げる狙いがある」と指摘。「しかし、このような常とう手法がまた通じるだろうか。米國は條件のない対話を求めながらも、対話自體のための補(bǔ)償も、言葉だけの合意のための補(bǔ)償もありえないということを明確にしている。米國はもはや北朝鮮の恐喝には慣れている」と強(qiáng)調(diào)した。（編集/日向）