「運(yùn)ぶのが遅い」という理由で救急隊(duì)員の顔を毆った60代の男が、検察に送致された。9月1日、韓國(guó)?世界日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

記事によると、7月19日、韓國(guó)?議政府消防署の救急隊(duì)は「具合の悪そうな男性が道端で寢ている」という住民の通報(bào)を受けて出動(dòng)。泥酔していた60代の男に応急処置を行い病院へ移送したが、その過(guò)程で救急隊(duì)員は「運(yùn)ぶのが遅い」との理由で暴言を吐かれ、顔を數(shù)回毆られた。男は病院に到著後、診察も受けずにそのまま姿を消したという。

事件の報(bào)告を受け、京畿道北部消防災(zāi)難本部?消防司法チームに所屬する特別司法警察官は聞き込みを開(kāi)始し、7月27日に議政府內(nèi)の病院にいた男を発見(jiàn)して緊急逮捕した。そして被害者?目撃者の証言や証拠資料などを基に捜査を進(jìn)め、9月1日に議政府地検へ男の身柄を送致したとのこと。

イム?ウォンソプ京畿北部消防災(zāi)難本部長(zhǎng)は「今後も救急隊(duì)員への暴行など、消防活動(dòng)を妨害する事件が起きた場(chǎng)合は、毅然たる対応方式に従う」とし、「今回の緊急逮捕と強(qiáng)制捜査の案件も共有し、救急隊(duì)員に対する暴行事件の根絶を目指す」と語(yǔ)っている。

消防庁によると、18年から20年までの3年間に韓國(guó)全土で発生した救急隊(duì)員暴行事件は614件に達(dá)しており、21年も6月末までに111件発生しているとのこと。救助?救急活動(dòng)を行う消隊(duì)員の活動(dòng)を妨害した場(chǎng)合、5年以下の懲役または5000萬(wàn)ウォン（約474萬(wàn)円）以下の罰金が課せられるという。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは、「自分を助けてくれる救急隊(duì)員に暴力を振るうなんて、救う価値もない人間。本當(dāng)に情けない」「60代にもなって、自分の子どもほどの年の救急隊(duì)員に何をしてるの？」「移送された病院も迷惑。泥酔している人を通報(bào)するのはやめよう」「こういう人間は無(wú)期懲役にすべき。社會(huì)にとって何の役にも立たない」「こういう記事を見(jiàn)る度に腹が立つ。われわれの社會(huì)にいなくてはならない人たちなのだから、厳罰化して救急隊(duì)員を守ってほしい」など、怒りの聲が相次いでいる。（翻訳?編集/丸山）