中國(guó)遼寧省大連市で8月25日にプレオープンした「日本風(fēng)情街」が営業(yè)を停止したことについて、中國(guó)のネット上では疑問(wèn)を投げ掛ける聲も出ている。

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「日本風(fēng)情街」は大連市東部の金州區(qū)金石灘に位置する。地元政府の2021年度重點(diǎn)活動(dòng)にも指定されている文化観光プロジェクト「盛唐?小京都」の一部で、総敷地面積63萬(wàn)平方メートルに、商業(yè)施設(shè)や住宅、娯楽施設(shè)などを集めた開(kāi)発プロジェクトだ。日本の京都をモデルにしており、唐代と日本の建築様式が融合した街並みを再現(xiàn)している。

25日のプレオープン後、週末には多くの人出でにぎわったものの30日には営業(yè)停止の指示が下り、31日には封鎖、9月1日から停止?fàn)顟B(tài)となった。擔(dān)當(dāng)者によると、人出が多かったことでいくつかの問(wèn)題が発生したこと、新型コロナウイルスの感染対策などから決定されたといい、今後商店街の一部の店について「調(diào)整」が行われるとのこと。なお、営業(yè)再開(kāi)の時(shí)期については未定だという。

「日本風(fēng)情街」をめぐってはオープン當(dāng)初、「日本の業(yè)者にだけ入居を許可し、日本製品のみ販売することを許可している」との事実と異なるうわさや、最近の反日感情の高まりを背景にした批判の聲が上がっており、営業(yè)停止はそうした聲を受けてのものではないかとの見(jiàn)方も出ている。

営業(yè)停止の報(bào)にネット上では「よくやった！これぞ愛(ài)國(guó)だ。日本企業(yè)は開(kāi)発區(qū)から追い出せ」「日本人の刀によって殺害された同胞たちがこの街を見(jiàn)たらどう思うか。中國(guó)には風(fēng)情はないのか、歴史はないのか。先人たちに申し訳が立つのか」といった愛(ài)國(guó)心を煽るようなコメントが多數(shù)ある一方、「そんなに言うならいっそのこと貿(mào)易を止めれば？」「天津のイタリア風(fēng)情街、北京のユニバーサル?スタジオ、上海ディズニーランド、広東省や江蘇省の日本街も封鎖するのか？理性的になれ」「こんなに大騒ぎするなんて狂ってる。私は大連人だけど、言葉もない」などの苦言も散見(jiàn)される。

このほか、「政府系メディアは日本風(fēng)情街を一切批判しておらず、セルフメディア（自メディア）があおり立てる記事を流しているだけだ」との指摘も。中國(guó)では近年、個(gè)人や小規(guī)模、新興メディアが亂立し、大手ポータルサイトにも記事を配信しているが、中身は玉石混交で、PV（ページビュー）目當(dāng)てに過(guò)激な反日記事を流すところも少なくない。ネットユーザーからは「セルフメディアはいい加減な記事を流して人々の愛(ài)國(guó)感情を消費(fèi)している。その上、先頭に立って大連人を非難するようネット民を扇動(dòng)していたりもする」との聲や、「すべてをセルフメディアのせいにはできない?，F(xiàn)在の狀況では愛(ài)國(guó)心をあおってPVを稼ぐのが安全で、他の話題を取り上げるのは危険」との聲も上がっている。（翻訳?編集/北田）