中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は7日、韓國(guó)ドラマ「D．P．―脫走兵追跡官―」で描かれた軍隊(duì)內(nèi)のいじめの様子について、同國(guó)內(nèi)で「リアルすぎる」との感嘆の聲が上がっていると報(bào)じた。

同作はデジタルコミックが原作。ネットフリックスで8月27日に配信を開(kāi)始すると、韓國(guó)だけでなくタイ、ベトナム、シンガポール、日本などアジア圏で話(huà)題を呼んだ。とりわけ韓國(guó)では軍內(nèi)部での暴力問(wèn)題の描寫(xiě)がリアルすぎると注目が集まっている。

SBSテレビは6日、同作が韓國(guó)軍內(nèi)で起きている構(gòu)造的ないじめ、暴力問(wèn)題を暴いたと伝えた。作中では、上官が部下に自慰行為を命じたり、新人兵士に水を浴びせて電気ショックを與えたり、新人兵士の身內(nèi)からの手紙を読み「お前の家は乞食か」と罵倒したりする様子が描かれており、記事は「現(xiàn)実だとは信じられない內(nèi)容」としている。

しかし、これらは実際に起こったことにかなり忠実に描かれているといい、2020～21年にかけての韓國(guó)軍事法廷の判例には似たようなケースが少なくないとのこと。19年の軍內(nèi)部の人権調(diào)査報(bào)告では多くの被害者が人権侵害だとは感じておらず、単に不公平な待遇を受けたとしか感じていなかったとされており、この「いじめ」問(wèn)題が個(gè)別のケースではなく組織的な問(wèn)題であることが明らかにされた。

記事によると、配信開(kāi)始後、韓國(guó)のSNS上には「リアルすぎる！」「服役したことがある男性が見(jiàn)たら涙が出るだろう」「心の傷をえぐられた。より多くの人に韓國(guó)軍內(nèi)の暴力問(wèn)題に注目してもらいたい」「いじめ問(wèn)題を制止するためにも、ぜひシーズン2を制作してほしい」などの聲が相次いで投稿されたという。（翻訳?編集/北田）