韓國(guó)で先ごろ、強(qiáng)盜や強(qiáng)制わいせつ罪で服役し、出所後に位置追跡裝置の「電子足輪」を外して逃走した男が女性2人を殺害していたと分かり、波紋が広がった。男はその後も取材陣のマイクを蹴るなどして暴れたり、留置場(chǎng)でも騒ぎを起こしている。7日、韓國(guó)?JTBCは、「犯罪心理學(xué)の専門家が『死刑宣告を受けたとしても執(zhí)行されることはないという安堵感から來(lái)る行動(dòng)ではないか』と指摘した」と伝えた。

男には多數(shù)の前科があり、位置情報(bào)を追跡できる足輪の裝著が義務(wù)づけられていたが、足輪を切斷して逃走し、女性2人を殺害した容疑で逮捕された。殺人、強(qiáng)盜殺人、殺人予備、詐欺、與信専門金融業(yè)法違反、電子裝置付著法違反など六つの疑いが持たれている。先月31日に裁判所に出廷した際には、取材陣のマイクを足で蹴り暴言を吐くなどした。今月5日には収監(jiān)されている警察署內(nèi)の留置場(chǎng)で、毛布を取り替えるよう頼んで警察官が扉を開(kāi)けた隙に押しのけて脫走を図るなどしたという。

順天郷（スンチョンヒャン）大學(xué)警察行政學(xué)科のオ?ユンソン教授は、7日にラジオのニュース番組にインタビューに応じる形で出演し、男の行動(dòng)について「（刑務(wù)所に入ることを）勲章のように考え、計(jì)畫的に行動(dòng)したのではないかと思えるほど、誇張された行動(dòng)だ」と分析。また、「最近は殺人犯がメディアに対しある種のパフォーマンスを行なう傾向がある」と指摘し、「（こうした行動(dòng)をするのは）韓國(guó)では死刑宣告を受けても執(zhí)行されないという安堵感のようなものが心中にあるのではないか」と述べたという。

男は7日午前に検察に身柄を移されたが、移動(dòng)前、「被害者と遺族に伝えることはないか」との取材陣の質(zhì)問(wèn)に対し、「心から謝罪します」「事実関係と異なる報(bào)道が多い。性関係の問(wèn)題で殺害したのではない」と答えている。また、「犯行動(dòng)機(jī)はお金の問(wèn)題か」との質(zhì)問(wèn)には「そうだ」と答えたという。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「こんなやつには、電子足輪もプロファイラーによる心理分析も必要ない。稅金の無(wú)駄だよ。必要なのは死刑だけだ」「刑務(wù)所の臭い飯を食べさせることももったいない」「人間であることを放棄した?jī)磹櫡袱稳藰丐瑜辍⒈缓φ撙慰嗤搐热藰丐韦郅Δ匾馈埂甘坤沃肖楦綦xしてくれないと、安心して暮らせない」などの怒りの聲が寄せられている。

また、韓國(guó)には死刑制度があるが1997年12月を最後に執(zhí)行されていないため、「罪が確実な兇悪犯には、死刑を宣告するだけじゃなく執(zhí)行すべきだ」「韓國(guó)は人を10人、20人殺しても死刑が執(zhí)行されない。だから犯罪者がどんどん暴力的になっていくのだと思う」「死刑の復(fù)活に積極的に賛成する」などのコメントが殺到している。（翻訳?編集/麻江）