2021年9月7日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、中國の不動産業(yè)界に逆風(fēng)が吹いており、1日當(dāng)たり1社のペースで不動産會社が倒産していると報(bào)じた。

記事は、中國の週刊誌?時(shí)代週報(bào)の報(bào)道を引用し、中國では9月5日現(xiàn)在で今年に入ってからすでに274社の不動産會社が倒産文書を発表しており、1日當(dāng)たりおよそ1社が倒産していると紹介した。その背景には、中國政府が近年「家屋は住むためのものではなく、転がすものではない」との姿勢を打ち出し、特に昨年下半期に監(jiān)督管理當(dāng)局が不動産會社による高レバレッジ経営を規(guī)制するとともに、ローン限度額を厳格にコントロールし始めたことで、今年に入って不動産市場が急速に冷え込んだことがあると伝えた。

そして、弱小の不動産會社が急速に市場から淘汰される中で、倒産企業(yè)の中には著名企業(yè)も少なからず含まれていると指摘。上場企業(yè)の間でも危機(jī)が発生しており、信用リスクが全國の業(yè)界トップ50企業(yè)にまで波及しつつあるとした。

その上で、業(yè)界トップ30に入る大型企業(yè)の華夏幸福が9月4日現(xiàn)在で期日どおり償還できていない債務(wù)の元本と利息の合計(jì)が878億9900萬元（約1兆5000億円）に、藍(lán)光発展も9月3日現(xiàn)在で186億6400萬元（約3200億円）に達(dá)していると紹介した。

記事はまた、澎湃新聞の報(bào)道として、中國の不動産大手?融創(chuàng)中國の孫宏斌（スン?ホンビン）董事會會長が先月末に、不動産業(yè)界の狀況は今年下半期にさらに凄慘（せいさん）になるとの予測を示したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）