中國のニュースサイト?観察者網(wǎng)に8日、「韓國ドラマに中國要素で、なんと20萬人が大統(tǒng)領(lǐng)府に請願：韓國人はなぜ尊大で敏感なのか」と題する記事が掲載された。

記事はまず、今年放送2回で打ち切りとなった韓國SBSのドラマ「朝鮮駆魔師」に言及した。同作は初回の放送で「月餅」や「皮蛋（ピータン）」、「餃子」などが登場し、視聴者から中國要素が多すぎると不満の聲が殺到。スポンサー企業(yè)の不買運(yùn)動呼びかけにまで発展した。

そして、第2話放送直後には大統(tǒng)領(lǐng)府ウェブサイトの國民請願のページに放送中止を求める請願が登場し、あっという間に20萬人を突破。SBSは謝罪に追い込まれ、ドラマは放送打ち切りとなった。

記事は、韓國の専門家から「（韓國の）過激な愛國主義が災(zāi)いした」との見方が出ていると説明した上で、「韓國と中國に文化的な深いつながりがあることを認(rèn)めたがらない韓國人がいる。中には、韓國文化が中國に伝わったと信じている人もいる」とし、背景には韓國の発展の歴史があるようだと指摘した。

そして、「歴史的に韓國は中國との関係が深く、朝鮮王朝はあらゆる面で明朝をコピーした」「両者は宗藩関係を築いており、朝鮮は文字から書、衣服、飲食、官職まで、あらゆる中國文化を吸収し參考にしていた」「日本に占領(lǐng)された後、愛國青年らは獨(dú)立運(yùn)動の拠點(diǎn)を中國に求めた。その後、朝鮮戦爭で北朝鮮と韓國に分?jǐn)啶丹欷俊工胜嗓日h明し、「韓國ひいては朝鮮半島全體が、中國、日本、米國、ロシアといった大國の中で絶えず立ち回ってきた。このことが韓國人の敏感な性格にもつながっている」と分析した。

また、「中國には金持ちになると顔が変わるという言葉があるが、これは韓國に當(dāng)てはまるかもしれない」とも指摘した?！赋r戦爭から韓國経済はずっと不景気だった。ただでさえ物資に乏しく、飢えた韓國人には白米にキムチがあればもう十分に立派な食事だった」とする一方、70年代の終わりごろに変化が起き、韓國経済は高度成長を遂げたとし、「GDPが大きく成長しただけでなく、ハイテクから自動車、造船、鉄鋼まで世界的な水準(zhǔn)を有するようになった」「エンタメ業(yè)界においても優(yōu)れた映畫やドラマを制作し、世界で韓流ブームを巻き起こした」と説明した。

しかし記事は、どれほど発展しようと「歴史文化的には韓國は『中國の次』でしかない」と主張?！附瘠浣U済など多くの分野で中國が韓國を追い抜いており、急速に成長する中國に対して韓國人は適応できていない。だからこそ『朝鮮駆魔師』が放送中止に追い込まれるという、泣くに泣けず笑うに笑えないことが起きるのだ」と論じた。そして、「自信とは卑屈にならず、泰然自若としていることだ。この點(diǎn)を韓國人がまだ學(xué)んでいないことは明らかである」とした。（翻訳?編集/北田）