2021年9月9日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、「日本の中國(guó)に対する『恨み』は道義的に汚れている」とする社説を掲載した。

文章はまず、中山泰秀防衛(wèi)副大臣が8日、臺(tái)灣の平和と安定について「人ごとではない」と発言したと紹介。これまで特に安全保障問(wèn)題で臺(tái)灣への言及を避けてきた日本政府関係者が臺(tái)灣問(wèn)題に「口出し」をする用になったとし、「これは非常に意図的な調(diào)整である」と評(píng)した。

そして、日本について「近代以降中國(guó)侵略を繰り返してきた日本が狂ったように中國(guó)脅威論を叫んでいる」とした上で、この狀況は「東アジアの歴史を知らない人が、第2次世界大戦では中國(guó)が日本に攻め込んだのかと誤解しかねない」ものであるとの見方を示した。

また、日中間の世論の対立が深刻化する中で、日本を嫌う中國(guó)人の割合よりも、中國(guó)を嫌う日本人の割合が明らかに多くなっていることが世論調(diào)査の結(jié)果で浮き彫りになっていることを伝えつつ「日本社會(huì)には中國(guó)人が日本を恨む以上に日本人が中國(guó)を恨む理由はどこにもない。彼らの『恨み』は、道義上汚れたものなのだ」と主張している。

その上で、現(xiàn)在の日本は第2次世界大戦で負(fù)けたロシアからいまだに高圧的な姿勢(shì)を取られ、かつて大きな差をつけていた中國(guó)の再臺(tái)頭を許し、かつての植民地だった韓國(guó)が先進(jìn)國(guó)の仲間入りを果たし、技術(shù)面で日本に挑み始めているという、明治維新以降で最もひどい地政學(xué)的環(huán)境にあり、地域において相対的な衰退を続けていると紹介?！溉毡兢?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=米國(guó)'>米國(guó)のスネをかじりながら中國(guó)にあらがおうとしている上、米軍に占領(lǐng)されるという屈辱的な狀況を安全保障や戦略競(jìng)爭(zhēng)力の源泉にしている。自らの実力に対する日本人のうぬぼれは、虎の威を借る狐であるとともに、常にむなしさがつきまとうのである」と論じた。

文章は最後に「日本にはそもそも中國(guó)の戦略にあらがう力はなく、ましてや臺(tái)灣を『自分のこと』と捉え、臺(tái)灣海峽の未來(lái)をつくり上げる力もない。対中問(wèn)題における威勢(shì)のよさは、自らの焦りを和らげなんとか鼓舞しようという心理の表れなのだ」と主張。日本について「もはや中國(guó)の復(fù)興を妨げる最も重要な障害でもなければ、安全保障上の最大の脅威でもない」と斷じた上で、「時(shí)代の変化の中で畏縮し続けながら、中國(guó)に対して狂ったようにわめき叫ぶ米國(guó)の共犯者をどう『適切に処理』するかが、中國(guó)にとっての長(zhǎng)期的な課題なのだ」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）