米中間のはざまの韓國、中國外相の訪問前に「アッと驚く」決定―中國メディア

Record China    2021年9月13日(月) 7時0分

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中國メディアの人民網(wǎng)は11日、「米國につくのか中國か? 王外相がまだ飛行機を降りない時點で、韓國は西側が予想もしない決定」と題する記事を発表した。

中國の王毅外相は10日から15日にかけて、ベトナム、カンボジア、シンガポール、韓國を公式訪問中だ。中國メディアの人民網(wǎng)は11日、「米國につくのか中國か? 王外相がまだ飛行機を降りない時點で、韓國は西側が予想もしない決定」と題する記事を発表した。

記事は、米國の最近の対中圧力政策を「徒黨を組み派閥結成」「全世界が中國を包囲して阻止」と表現(xiàn)。韓國は東アジアにおいての「言いくるめて仲間に入れる」重點対象であり、バイデン大統(tǒng)領が韓國の文在寅大統(tǒng)領に會話の機會を與えたことからも米國の「韓國重視」が見えてくると論じた。

記事は一方で、韓國側の態(tài)度は非常に慎重であり、日本と同様な「(米國への)屈服」はしていないと主張。また中國はバイデン政権の外交攻勢に対抗しており、そのために王毅外相は多忙な狀態(tài)が続いていると説明した。

記事は、「王外相がまだ飛行機を降りない時點で、韓國は西側が予想もしない決定をした」と主張。その論拠としてまず、韓國の鄭義溶(チョン?ウィヨン)外相が、韓國にとっては米中ともに極めて重要な國であり、「米中は二者択一の選択肢ではない」と発言したことを挙げた。

中韓國交成立29周年である8月24日には「中韓関係未來発展委員會」が発足した。韓國の鄭外相は同委員會の発足式典で「中韓は互いに隣國であり、積極的な協(xié)力を展開してきた。新型コロナウイルス感染癥に直面し、両國は北東アジア感染癥対策協(xié)力メカニズムを設立し、感染癥対策の協(xié)力についての模範となった」と述べ、さらに、両國は現(xiàn)在の成果を土臺に協(xié)力を強化し、両國國民が両國の協(xié)力の成果を実感できるようにせねばならないと論じたという。

同発足式典では王外相も、新型コロナウイルス感染癥に対する中韓両國の協(xié)力を強調し、「目下のところ、國際間と地域の情勢は複雑かつ深く変化しつつある。中韓の友好と協(xié)力の一層の強化は徳の勢いに順応し、民心に合致し、雙方の根本的利益に適合するものだ」と表明したという。(翻訳?編集/如月隼人

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