臺灣?民進(jìn)黨議員が蔣介石の銅像の撤去に反対、理由は…―中國メディア

Record China    2021年9月13日(月) 12時20分

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11日、観察者網(wǎng)は、臺北市にある蔣介石の功績をたたえる施設(shè)である中正紀(jì)念堂にある蔣介石の銅像移転をめぐる議論が臺灣で起きていると報じた。寫真は中正紀(jì)念堂の蔣介石像。

2021年9月11日、観察者網(wǎng)は、臺北市にある蔣介石の功績をたたえる施設(shè)である中正紀(jì)念堂にある蔣介石の銅像移転をめぐる議論が臺灣で起きていると報じた。

記事は、臺灣メディアの報道として、臺灣?行政院の下部機(jī)関で、國民黨一黨獨(dú)裁時代化における政治弾圧や人権侵害の究明を目指す「促進(jìn)転型正義委員會」(移行期の正義促進(jìn)委員會)が8日、同記念堂の位置付けを「権威主義の歴史を反省する公園」に変更し、園內(nèi)の展示內(nèi)容を蔣介石に対する稱賛から歴史教育を重視したものに転換するプランを発表したと紹介。その中で、蔣介石の銅像を「臺灣最大の権威主義の象徴である像」として敷地外に移転し、同記念堂を中心とする公園を「崇拝路線」から脫卻させることが盛り込まれたと伝えた。

その上で、民進(jìn)黨所屬の臺北市議會議員である梁文傑(リアン?ウエンジエ)氏が9日に出演したテレビ番組の中で「あくまで計畫段階であり、政策の域に達(dá)しておらず、その是非をめぐる議論を行うには時期尚早」と語るとともに、自身は「実のところ、世界の重要な古跡はみんな権威主義による専制政治の遺産だ。そして、今の紀(jì)念堂は若者の間でデートスポットになっているし、中國本土観光客が必ず訪れるスポットでもあり、外貨獲得の手段にもなっている」とし、施設(shè)の改造に反対の考えを示したと紹介している。

また、臺灣の文化當(dāng)局が8日に「同委員會の提案を尊重する」とコメントしたことに対して、國民黨からは強(qiáng)い不満が出ており、江啓臣(ジアン?チーチェン)主席が「當(dāng)局は権威主義を反省する前に自らを反省すべき。銅像を撤去するよりも、蔡英文(ツァイ?インウエン)総統(tǒng)自身が政権の座から下りよ」と発言したことを伝えた。

中正紀(jì)念堂は蔣介石が死去した翌年の1976年に著工し、80年に完成した。2007年には民進(jìn)黨政権下で「臺灣民主紀(jì)念館」に改名したものの、國民黨が政権奪還後の09年には中正紀(jì)念堂の名稱に戻された。(翻訳?編集/川尻

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