中國メディアの中國新聞社によると、中國の製造業(yè)は2010年から11年連続で世界一となった。中國工業(yè)情報化部の肖亜慶（シャオ?ヤーチン）部長は13日、國務院報道弁公室の記者會見で、「製造業(yè)大國としての中國の地位がさらに揺るぎないものとなった」と述べた。

肖部長によると、中國の工業(yè)付加価値額は2012年の20兆9000億元（約356兆円）から20年には31兆3000億元（約534兆円）に増加した。うち製造業(yè)付加価値額は16兆9800億元（約290兆円）から26兆6000億元（約454兆円）に増加し、世界全體の製造業(yè)付加価値額に占める中國の割合は22．5％から30％近くにまで高まった。

中國には41の工業(yè)大分類、207の工業(yè)中分類、666の工業(yè)小分類があり、中國は世界で工業(yè)體型が最も健全な國だ。世界主要工業(yè)製品約500種類のうち、40％以上は中國の生産量が世界で最も多い。

中國の製造業(yè)の競爭力は高く、太陽光発電、電気自動車（EV）?プラグインハイブリッド車（PHV）?燃料電池車（FCV）を含む「新エネルギー車」、家電、スマートフォン、消費者向けドローンなどの重點産業(yè)は世界の先頭集団に屬し、通信機器、建設機械、高速鉄道などの高級ブランドが世界に進出している。

月のサンプルを攜え帰還した「嫦娥5號」、火星探査機「天問1號」、水深1萬メートル級の有人深海潛水艇「奮闘者號」、グローバル衛(wèi)星測位システム「北斗3號」など重點分野におけるイノベーションが重大な突破を?qū)g現(xiàn)した。

初の國産空母の就役、國産大型旅客機「C919」の試験飛行、世界でも最高難度の技術で最大規(guī)模の三峽シップリフト（船舶昇降機）の運用開始など「大國の重器」の目玉が多種多様な形で出現(xiàn)した。

最新の世界企業(yè)番付「フォーチュン500」では、中國の工業(yè)分野の企業(yè)73社が選ばれた。12年比28社増と大幅に増加した。

中小企業(yè)の起業(yè)とイノベーションも活発で、専門性水準が向上し続けている。これまでに4萬社以上の「専精特新（専業(yè)化、高精度化、特色化、イノベーション化）」企業(yè)、4700社以上の「小さな巨人」企業(yè)、600社近い製造業(yè)の「単項冠軍（ニッチトップ）」企業(yè)が育っている。（翻訳?編集/柳川）