2021年9月13日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、アフガニスタンで日本のために働いてきた現(xiàn)地人4人が自力で同國(guó)を脫出し、日本に到著したことについて「日本のネットユーザーからは政府に対する不満の聲が上がっている」と伝えた。

記事は、自衛(wèi)隊(duì)によるアフガニスタンからの退避行動(dòng)が失敗に終わり、現(xiàn)地で日本のために働いてきた現(xiàn)地人を誰(shuí)1人として退避させる事ができなかったとしたうえで、外務(wù)省が12日に、國(guó)際協(xié)力機(jī)構(gòu)（JICA）アフガン事務(wù)所の現(xiàn)地職員とその家族の計(jì)4人が日本に到著したことを発表したと伝えた。

そして、4人は8月23日に日本政府が自衛(wèi)隊(duì)を現(xiàn)地に派遣して退避行動(dòng)を行うことを決定する前に、自らの力により陸路でアフガニスタンから隣國(guó)のパキスタンに脫出することに成功、パキスタンで日本政府の支援によってビザを取得するとともに航空機(jī)の手配が行われ、今月12日夜に成田空港に到著して現(xiàn)在新型コロナの隔離観察を受けているとした。

その上で、4人が危険を冒して自力でアフガニスタンを脫出したことについて、日本のネットユーザーから日本政府に対する不満が出始めていると紹介?！戈懧筏摔瑜朊摮訾唧w的にどんな狀況かはわからないが、非常に困難だったことは間違いないだろう」「外務(wù)省の直屬機(jī)関であるJICAでこのような狀況が起きたというのは、本當(dāng)に恥ずかしい」「現(xiàn)地のアフガン大使館を早々に引き払って逃げ出したという、日本政府の判斷ミスだ」といったコメントが寄せられたと伝えた。

さらに「日本への避難を求めた人たちに、日本政府からどんなひどい仕打ちを受けたかをはっきりと語(yǔ)ってほしい。菅義偉首相はアフガン問題に関心が薄く、（政治家たちは）日夜自民黨総裁選の活動(dòng)に明け暮れている。彼らには、自らの境遇について赤裸々に話してもらいたい」とするネットユーザーもいたと紹介している。

記事は、タリバンによる首都カブール制圧後、日本のために働いていたアフガニスタン人とその家族を避難させるため、日本政府が8月23日に自衛(wèi)隊(duì)を派遣して退避行動(dòng)を行う決定を下したものの、実際に同國(guó)から脫出させられたのは日本人1人と米國(guó)指定のアフガニスタン人14人に留まっていたと伝えた。（翻訳?編集/川尻）