手術(shù)ができ、ふたを開けてくれ、消毒し巡回點検をする…。今やロボットだけでもこれらの作業(yè)を完了できる。世界ロボット大會2021が10日、北京市の亦荘で開幕した。産業(yè)ロボット、サービスロボット、特殊ロボットの3大展示エリアで、企業(yè)110數(shù)社の製品500種超が展示された。多才多蕓なロボットが大活躍を見せ、獨自の技を披露し來場者を迎えた。

會場を「散策」していたのは四足歩行ロボットで、主に工業(yè)施設(shè)における巡回點検作業(yè)に用いられる。見た目はロボット犬のようで、カメラとレーダーセンサーを背負(fù)い、階段や坂を上がるといった動作を行うことができ、さらに人の代わりに危険な場所の巡回點検や地下鉄のパトロールにも利用できる。

高い円形のガラスの展示ブース內(nèi)で、白色のヒューマノイドが大股で走っていた。ぺたぺたとしっかりした足取りで、頑丈な腕を振っていた。説明によると、これは大型のサービスロボットで、傍らのガラスにはその情報が細(xì)かく表示されていた。身長145センチ、體重77キロで、多才多蕓だ。楽器、囲碁、太極拳ができ、字や絵をかけ、動作の真似ができる。サービスロボットとしてマッサージをし、茶を淹れるといった家庭サービスを提供できるほか、自動的に冷蔵庫、コーヒーメーカー、掃除機(jī)などの家電を操作できる。

「バナナの皮はどこに入れる？」という音聲指令を耳にすると、ごみステーションの箱が自動的に開かれる。サービスロボット展示エリアで、ある企業(yè)の人工知能（AI）ごみステーションが多くの注目を集めた。AIやモノのインターネット（IoT）などの技術(shù)により、このごみステーションはスマートな分別管理を?qū)g現(xiàn)できる。

配送ロボットは実用性が高く、応用シーンが幅広く、商業(yè)的な価値が高いことで注目を浴びてきた。北京雲(yún)跡科技有限公司が構(gòu)築したホテルのシーンで、雲(yún)跡サービスロボット「潤」が宿泊客が必要とする商品を運(yùn)び自動的にエレベーターに乗り、自動的に障害物を回避し、自動的に電話をかけることで、宿泊客にホテルスタッフと同じ質(zhì)の高いサービスを提供する。同社の創(chuàng)業(yè)者である支濤CEOは取材に、「突発的な感染癥により『非接觸式サービス』が実需になった」と述べた。雲(yún)跡製のロボットはこれまですでに1萬軒以上のホテルで導(dǎo)入されており、走行総距離が350萬キロメートルを超えている。

湖南瑞森可機(jī)器人科技有限公司の楊帥（ヤン?シュアイ）副総裁は、「將來的な高齢化社會の到來、新世代のハイペースな生活や勤務(wù)スタイルにより、スマートロボットは長期的な実需となる。中國のロボット企業(yè)はチャンスをつかみ、基礎(chǔ)固めをし、中核技術(shù)のブレイクスルーを急ぎ、基幹部品の性能と信頼性を高め続け、ロボットが実需となる時代を積極的に迎えるべきだ」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）