2021年9月12日、韓國?マネートゥデーは「韓國は日本より速く高齢化が進(jìn)んでいるが、高齢者の住宅政策は10年遅れている」と伝えた。

記事によると、韓國では昨年1年間で65歳人口が44萬513人増加した。高齢者人口の増加幅は拡大を続けており、2028年には年間52萬8412人に達(dá)すると予想されるという。高齢者が全人口に占める割合は25年には20％を突破し、國民5人のうち1人が高齢者という社會(huì)になる。かつて多くの若者が住んでいた考試院（受験生が集中して勉強(qiáng)するために作られた居住施設(shè)で、1部屋はかなり狹い）は、今や高齢者を受け入れる施設(shè)に様変わりしているといい、記事は「低所得の高齢者は考試院に事実上、隔離されている」「立ち並ぶ高層マンションの隙間で、シルバー考試院が韓國の未來を警告している」と伝えている。

また記事は、比較対象として、大阪?釜ヶ崎にある共同住宅「サポーティブハウス」の事例を詳しく紹介。「日雇い労働者やホームレスが多い同地域には1995年にこうした支援の形が誕生し、政府支援はないが民間の力で資金を調(diào)達(dá)。格安で住居を提供するだけでなく、支援スタッフが常駐しサポート體制を整えている」「當(dāng)初はホームレスが対象だった共同住宅に、最近は高齢者が社會(huì)的貧困層となり入居するケースが増えた。過去10年間で約100人がここで最期を迎えた」などと伝えている。

1995年の日本は、高齢者人口比率が14．3％で、現(xiàn)在の韓國ほど高齢化が進(jìn)んでいなかった。一方、昨年の韓國の高齢者比率は15．7％で、2000年の日本と同水準(zhǔn)だという。韓國は、既に超高齢社會(huì)（65歳以上の人口が全人口の21％を占めている社會(huì)）に入った日本よりも急速に老いており、日本は高齢社會(huì)から超高齢社會(huì)に進(jìn)むまで12年かかったが、韓國は7年と予想されるという。45年には高齢化率が約37％に達(dá)し、日本より高齢化が進(jìn)むとの見通しも出ているという。

記事は、「急激な高齢化は高齢者居住問題へと続いた。800萬人に達(dá)する高齢者の30％が『わが家』を持てず困っている」と伝えている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「住宅価格の高騰で、親の援助がなければ暮らせないし、男女の対立をあおる政策のせいで若者たちは互いを嫌悪するようにまでなった。結(jié)婚？出産？もう少數(shù)の人たちだけのものになってしまったよ」「お金がないまま年を取ったら、ただ死ぬだけだ。國は決して保障などしてくれない。少子化は深刻だし、外國人の移民を増やすくらいしか手はないが、國民情緒的にそれも無理だね」「日本は人口が多いが、韓國はたったの5000萬人。それも昨年の出生者數(shù)は過去最低の20萬人臺(tái)。100年後の韓國の人口は3000萬人もないんじゃないか。その半數(shù)が高齢者と、東南アジアや中國からの移民になっていると思う」「結(jié)局、この國は自然消滅するんだ」「少子化よりも自殺問題が深刻だ。平均40分に1人が自殺する國だよ」「不動(dòng)産バブル、労働の意味の喪失、高齢化、全て日本のあとを追っている」「大丈夫。今、マンションを建てまくってるじゃないか。価格が暴落しきったら政府が買って高齢者を住まわせばいい」などのコメントが寄せられている。（翻訳?編集/麻江）