2021年9月14日、韓國?國民日?qǐng)?bào)は「北朝鮮による巡航ミサイル挑発を、韓國軍は探知すらできなかった」と報(bào)じた。

記事によると、北朝鮮は13日、最大射程距離1500キロメートルの長距離巡航ミサイルの開発に成功したと発表した。専門家は、北朝鮮の巡航ミサイルの能力が米國のトマホーク巡航ミサイルや、韓國の玄武-3C巡航ミサイルに匹敵すると評(píng)価しているという。

巡航ミサイルは弾道ミサイルに比べ速度や破壊力が劣るものの、低い高度で飛行するため探知や迎撃が難しい。韓國軍と情報(bào)當(dāng)局は北朝鮮が今回発射したミサイルの飛行軌跡や落下地點(diǎn)を把握できていないという。

韓國軍消息筋は「巡航ミサイルは発射地點(diǎn)の把握が難しく、水面から1キロメートルほどの高さで飛行するためレーダーや軍事衛(wèi)星では識(shí)別が難しい」と話した。軍當(dāng)局は今年3月にも、北朝鮮の短距離弾道ミサイルの最終落下段階を捉えられず、射程距離の把握に失敗していたという。

一部では、今回のミサイルが小型核兵器の開発を強(qiáng)化してきた北朝鮮の初の核弾頭搭載ミサイルである可能性も指摘されている。梨花大學(xué)のパク?ウォンゴン教授は「北朝鮮が進(jìn)める核の小型化が相當(dāng)水準(zhǔn)に達(dá)したというのが衆(zhòng)論だ」とし、「ミサイルに核兵器を搭載した可能性も念頭に置いておくべきだ」と指摘したという。

このニュースに韓國のネットユーザーからは「探知すらできないなんて。核弾頭を積んでソウルに落とされたらどうするつもり？」「米軍も探知できなかったのだから韓國軍にできるはずがない」「これが韓國軍の現(xiàn)実。いざという時(shí)、本當(dāng)に戦爭なんてできるのか」など不安の聲が上がっている。

また、「探知できなかったのではなく、しなかったのでは」「玄武とスペックがそっくりらしい。誰かが技術(shù)を流出させたのでは？」「米軍が探知できなかったのはうそだよ。親北?親中の文政権に情報(bào)を渡したくなかっただけ」などと疑う聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）