2021年9月14日、韓國?ソウル新聞は、韓國でものもらいの治療に來た小學(xué)生に新型コロナワクチンを誤って接種する事件が起きたと報じた。韓國內(nèi)で、まだ小學(xué)生は新型コロナワクチンの接種対象になっていない。

記事によると13日、全羅北道全州市徳津區(qū)にある小児科の醫(yī)療スタッフが、病院に來ていた11歳の少年にファイザーの新型コロナワクチンを誤って接種した。少年はものもらいの治療のために母親と一緒に病院を訪れたが、接種當(dāng)時、少年の母親はトイレのため短時間席を外していたという。

少年は醫(yī)療スタッフが接種対象者を呼んだ際に、自分のことだと思い接種室に入ってしまったとのこと。病院側(cè)は「體格が大きく小學(xué)生だとは思わなかった」とし、醫(yī)療スタッフのミスを認(rèn)めている。現(xiàn)在のところ少年に目立つ副反応はなく、自宅で安靜に過ごしているという。

現(xiàn)在、11歳以下の子どもに新型コロナワクチンの接種を認(rèn)めているのはイスラエルのみで、基礎(chǔ)疾患がある場合に限り、5～11歳の子どもにも接種を?qū)g施している。米國は10月ごろにファイザーワクチンの接種対象を5～11歳に引き下げると予想されるが、英國では2回目の接種時の副反応のリスクが感染して入院する可能性よりも高いという理由から、12～17歳の場合も接種は1回のみ認(rèn)める意向だという。

今回の事件を受け全羅北道の保健當(dāng)局は、「誰が見ても11歳と（接種対象である）19歳は區(qū)別できるはずなのに、なぜ醫(yī)療スタッフがこのようなミスをしたのか理解できない」とし、「接種時には何度も接種者を確認(rèn)するよう、マニュアルの順守を病院に徹底させる」と述べているという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「あきれて言葉が出ない」「入ってすぐに名前や住民番號などで本人確認(rèn)をするのが基本では？」「體格が大きいってどんなレベル？大人と見分けがつかないわけないでしょ。くだらない言い訳だね」「明らかになっていないだけで、こういう醫(yī)療ミスは多々あると思う」「とにかくこの小學(xué)生に問題が起きませんように」など、怒りの聲が相次いでいる。

一方では「最近はマスクをしてるから、體格が大きいと気付かない可能性もある」「呼ばれたと勘違いして行った本人も悪い」「體が大きいからワクチンを打っても異常がなかったのかも。人より先に打てたと喜んでおけばいい」など、病院側(cè)を擁護するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）