アフガニスタンからの完全撤退に踏み切った米國(guó)のバイデン政権は中國(guó)との対決に軸足を移す姿勢(shì)を鮮明にしている。韓國(guó)紙はアフガンから軍が撤退しても「脫中東」は容易ではないと指摘。米國(guó)は対テロでも「軍事的介入を継続することも、手を引くこともできないというジレンマに陥っている」と論評(píng)した。

ハンギョレ新聞は「バイデン?ドクトリンの出発點(diǎn)は中東などで無(wú)制限な紛爭(zhēng)の泥沼に陥らないようにするなど、全世界的な軍事介入を縮小?自制するというものだ」と説明?！弗啸ぅ钎?ドクトリンの核心は実はオバマ政権以來(lái)10年以上にわたって米國(guó)が追求してきたものだ」と続けた。

さらに「今回の撤退の土臺(tái)となった（イスラム主義武裝勢(shì)力）タリバンとの『ドーハ和平交渉』を妥結(jié)したのも前任のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)だった」と回顧?！钢袊?guó)の浮上が本格化した2010年代初めから、米國(guó)は中東から脫し、中國(guó)との対決に集中しようとしていた。にもかかわらず、大統(tǒng)領(lǐng)の名を冠したドクトリンで包裝し直しているのだ。米國(guó)が直面している現(xiàn)実を見(jiàn)れば、この課題は決して生易しいものではないからだ」と述べた。

記事は「アフガン戦爭(zhēng)などを招いた『テロとの戦い』の相手であるテロ勢(shì)力は依然として健在だ」とも言及?！弗啸ぅ钎蟠蠼y(tǒng)領(lǐng)はアフガン撤退の完了後、『私はこの永遠(yuǎn)の戦爭(zhēng)をこれ以上引き延ばさない』としたが、その瞬間にも米國(guó)はサハラ砂漠の奧地でテロ勢(shì)力を追跡する秘密基地を拡張していると米ニューヨーク?タイムズは伝えた」と紹介した。

軍事面でも「イラク戦爭(zhēng)が一段落した08年以降もカタール、バーレーン、イラク、トルコ、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦、サウジアラビアに軍事基地を置いており、これらの國(guó)々に加えてヨルダン、クウェート、シリアに合わせて6萬(wàn)～8萬(wàn)人の米軍を駐留させている」と例示?！溉澜绀笋v留中の米軍は約20萬(wàn)人に上る。伝統(tǒng)的な大規(guī)模駐留國(guó)である日本、ドイツ、韓國(guó)を除けば、海外駐留戦力の70％近くが依然として中東に集中している」と強(qiáng)調(diào)した。

最後に記事は「アフガン撤退とバイデン?ドクトリンは、1970年代のベトナム撤退とニクソン?ドクトリンに例えられる。米國(guó)の過(guò)度な軍事力展開(kāi)と介入を縮小し、他の主敵に対抗しようという戦略だ」と解説?！弗衰渐?ドクトリンは當(dāng)時(shí)のソ連という主敵に対抗するために、中國(guó)という戦略的協(xié)力者を求めるものだった。バイデン?ドクトリンは、9?11後の20年の間に強(qiáng)大なライバルとして浮上した中國(guó)に対抗するために、無(wú)事に中東から脫出できるだろうか」と疑問(wèn)を投げ掛けた。（編集/日向）