2021年9月17日、澎湃新聞は江蘇省で都市管理補助員が取り締まりの際に高齢者に暴力を振るい負傷させるトラブルが起きたと報じた。

記事は、15日早朝に江蘇省南通経済技術(shù)開発區(qū)で制服を著た男性が取り締まり中に高齢者の物品を沒収する動畫がネット上で拡散したことを紹介。沒収された物を取り返そうとした男性につかみかかり、地面に投げ捨てる様子が動畫に映っていたと伝えた。

そして、高齢者の家族の話として、高齢者は72歳で、自家栽培した枝豆を団地の入り口付近で販売していたところ、都市管理員による粗暴な取り締まりを受けたと紹介している。

その上で、トラブルがあった同開発區(qū)小海街道の共産黨関係者が16日に「倒された高齢者は頭にこぶができた以外、體に大きな損傷はない。當事者である都市管理補助員の上司と、補助員の家族が病院を訪れて高齢者を見舞うとともに、謝罪した」と語ったことを伝えた。

南通市公安局によると、當事者の都市管理補助員は故意による財物の損壊および故意による他人の身體への傷害という違法行為により行政拘留15日、罰金1000元（約1萬7000円）の処分を受けたという。（翻訳?編集/川尻）