2014年5月17日、中國(guó)が石油掘削を始めた南シナ海の西沙（パラセル）諸島周辺で、中國(guó)船とベトナム船のにらみ合いが続いている。香港?大公網(wǎng)は「南シナ海でのパワー拡大を継続する中國(guó)、中越船団100隻以上が西沙でにらみ合い」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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海外メディアによると、ベトナムで発生した反中デモで、少なくとも20人が犠牲となった。中國(guó)は現(xiàn)場(chǎng)周辺に80隻を展開し、両國(guó)の船団100隻余りがにらみ合いを続けている。

米メディアはベトナム當(dāng)局の話として、ベトナムの海洋警察と漁業(yè)監(jiān)視船が中國(guó)船から追跡?妨害を受けたと伝えた。

ロイターによると、中國(guó)は15日、軍艦を含む少なくとも80隻の船を現(xiàn)場(chǎng)周辺に向かわせた。

ベトナム政府は、中國(guó)が石油リグを設(shè)置した場(chǎng)所はベトナム沖120海里で、國(guó)連海洋法條約に基づく排他的経済水域（EEZ）に屬するとして、正式に抗議を行った。

中國(guó)側(cè)はこれに対し、同場(chǎng)所は中國(guó)の海岸から數(shù)十海里の距離しかないと主張。「ベトナム船が挑発的に中國(guó)船に衝突したが、中國(guó)側(cè)は最大限の我慢をしている」との立場(chǎng)を示した。

16日にはフィリピンでも反中デモが起きた。フィリピンに住むベトナム人が呼び掛け、マニラの中國(guó)領(lǐng)事館前に100人余りが集まった。

この爭(zhēng)いに、米國(guó)も重要な役割を演じている。米第7艦隊(duì)は先ごろ、ベトナム軍港への訪問回?cái)?shù)を増やし、両國(guó)の合同演習(xí)を拡大するなど、ベトナム海軍との関係を強(qiáng)化したい意向を示した。（翻訳?編集/NY）