「孫文の理想が中臺関係の危機救う」、臺灣の國民黨主席選で張亜中氏―香港?亜細亜週刊

亜洲週刊    2021年9月19日(日) 11時10分

拡大

臺灣では國民黨主席(黨首)選が進行している。香港メディアの亜細亜週刊によると、4人いる候補者の一人である張亜中が「ダークホース」として注目されている(寫真)。

臺灣では最大野黨の國民黨主席(黨首)選が進行している。投票は9月26日だ。候補者は現(xiàn)職の江啓臣主席および朱立倫氏、卓伯源氏、張亜中氏の計4人。中でも張亜中氏は、4氏がそろって出席したテレビ番組での表現(xiàn)が突出していたこともあり、「ダークホース」と言われるようになったという。

張氏は1954年生まれ。國際政治學(xué)を?qū)熼Tとしており、臺灣の外交官として海外に駐在したこともある。また、その後は國立政治大學(xué)の教授などになった。また、2016年から17年にかけて運営された、國民黨が黨內(nèi)組織として設(shè)けた孫文學(xué)校の校長を務(wù)めた。

張氏は國民黨主席選に際しても、孫文が唱えた「民族、民権、民生」からなる三民主義を取り戻せと主張し、さらに「臺灣人も中國人だ」などと強調(diào)している。

香港メディアの亜細亜週刊はこのほど、張亜中氏を國民黨主席選における「ダークホース」と紹介する記事を発表した。同記事によると、候補者4人が出演したテレビ番組でも、張氏は自らの考えを力強く表明した。孫文が興中會、同盟會などの組織を樹立したのは國を救うためであり、自分が國民黨主席を目指すのも、國を救って、両岸関係(臺灣海峽の両岸関係、すなわち臺灣と中國大陸の関係)を救うためと主張?,F(xiàn)在はもろい國民黨を堅実にしてこそ、両岸の未來と臺灣の未來を動かすことができると主張したという。

張氏はまた、國民黨と中國共産黨が「両岸平和備忘録」を締結(jié)する提案をしている。ただし、臺灣政府內(nèi)で大陸関連の業(yè)務(wù)を擔(dān)當する大陸委員會は張氏が主張する「両岸平和備忘録」は違法の疑いがあるとしている。さらに、張氏が國民黨主席になった場合に備えて、「両岸平和備忘録」が民意の主流になって対応が困難になることがないよう、前倒しで手配を始めているという。

張氏は大陸委員會の動きについて「候補者に対する政治的どう喝だ。私は恐れない」と表明。さらに、「(大陸委員會の動きは)平和備忘録が蔡政権に致命傷を負わせることを示している。緑営(民進黨など獨立志向を持つ政治勢力)は平和備忘録の締結(jié)を恐れている。民進黨の臺灣獨立論、さらには政権が全面的に瓦解(がかい)することになるからだ」と主張したという。(翻訳?編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜