2021年9月21日、上遊新聞は、中國の全國運(yùn)動會の卓球女子団體で、東京五輪卓球女子シングルス金メダルの陳夢（チェン?モン）が「練習(xí)相手」に敗れる波亂があり、「全國運(yùn)動會は『煉獄級』の戦い」と報じた。

記事は、21日午後に陝西省で行われた同大會卓球女子団體決勝で、陳が率いる山東省代表が、遼寧省代表に1-3で敗れたと紹介。試合はすべてシングルス戦で行われ、第1試合では陳が五輪王者の貫祿を見せて王蕓迪（ワン?イーディー）を1-3で下して山東が先勝すると、第2、第3試合を遼寧が連取して逆転、続く第4試合は山東が陳、遼寧が中國代表で陳の練習(xí)パートナーを務(wù)めている陳幸同（チェン?シントン）という対決となり、第1ゲームを先取した陳幸同が第2ゲームを落とすも、第3、第4ゲームと連取して陳夢を破り、遼寧が初優(yōu)勝を果たしたと伝えている。

その上で、東京五輪女子シングルスで金メダル獲得後に「私の時代が來た」と自信満々に語っていた陳夢が、今大會では「練習(xí)相手」の陳幸同に敗れ、次世代のエースと目され東京五輪女子団體の優(yōu)勝メンバーである王曼●（ワン?マンユー、●は日の下に立）にもストレート負(fù)けを喫したと指摘。中國卓球協(xié)會の劉國梁（リウ?グオリアン）會長が「五輪チャンピオンになったからといってリーダーを名乗るのは時期尚早」と語ったことを紹介し、「今回の全國運(yùn)動會は、卓球の國內(nèi)大會が國際大會よりも過酷であることを改めて証明した」と評した。（翻訳?編集/川尻）